VPNで複数の端末を同時に接続できない場合に確認する6つのポイント
VPNで複数の端末を同時に接続できないときは、以下の6点を確認しましょう。
- 同時接続数の多いVPNルーターか
- 使用するデバイスが VPN クライアントソフトを搭載しているか
- 接続するための 帯域が不足していないか
- ファイアウォールやセキュリティソフトによってVPN 接続がブロックされてないか
- VPN 接続時に使用するポートは閉じられていないか
- ユーザーが入力するID・パスワードが間違っていないか
特に、直近でVPNの利用者が増えている場合は、ルーターそのものが原因となっている可能性もあります。それぞれ解説します。
【ポイント1】同時接続数の多いVPNルーターか
利用しているのがインターネットVPNかVPNサービスかで確認するポイントが異なります。
インターネットVPNを使用している場合、同時接続数が限られているVPNルーターを使っていると、端末を同時に接続できないことがあります。何台まで接続できるVPNルーターなのかを確認してみましょう。
また、VPNのサービスを利用している場合は、サービス内容で、利用可能なアカウント数が決まっている場合があります。その場合は利用可能なアカウント数を増やせるかの確認が必要です。
利用中のVPNが上記のどちらかを確認したうえで、対処にあたりましょう。
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【ポイント2】使用するデバイスがVPNクライアントソフトを搭載しているか
VPNクライアントソフトを端末にインストールしているか、確認しましょう。
利用する端末にVPNのクライアントソフトを搭載していないと、VPNの利用ができません。
もしクライアントソフトがインストールされていなければ、端末にソフトを入れたうえでVPN接続を試してみましょう。
【ポイント3】接続するための帯域が不足していないか
帯域が不足している場合も、VPNを利用できません。
OSアップデートやオンライン会議により、帯域が不足することがあります。
通信速度が遅いと頻繁に感じることがあれば、帯域不足が原因ではないかを確認しましょう
【ポイント4】ファイアウォールやセキュリティソフトによってVPN接続がブロックされてないか
ファイアウォールやセキュリティソフトの設定で、VPN接続ができていない恐れもあります。
一度ファイアウォールを無効にしてみたり、セキュリティの設定を見直してみたりして、VPN接続ができないかを試してみましょう。
【ポイント5】VPN接続時に使用するポートは閉じられていないか
ポートとは、ネットワークが端末と接続するためのOS上の出入口を指します。
用途によって使用するポートは異なるため、もしVPN接続する際に使用するポートが閉じられていると、VPN接続は利用できません。
【ポイント6】ユーザーが入力するID・パスワードが間違っていないか
VPN接続する際に、誤ったIDやパスワードを入力していた場合、VPN接続に失敗します。
正しいIDやパスワードを入力しているか確認したうえで、あらためて接続してみましょう。
なお、さまざまなチェックポイントを紹介しましたが、解決方法はVPNのサービスプロバイダによっても異なります。早く解決したい方は、サポートへ問い合わせするのがおすすめです。
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VPNで複数端末を同時に接続できるようにするメリット
VPNで複数端末を同時に接続できれば、業務を円滑に進められます。
職場では社員がそれぞれの端末を利用して仕事を進める以上、複数台を同時に接続できるVPNサービスが不可欠です。
もし複数台を接続できなかったり、接続できても通信速度が遅かったりする場合は、契約しているプロバイダを見直すことも検討してみましょう。
複数の端末を接続できるVPNを選ぶ際の4つのポイント
複数の端末を接続できるVPNを選ぶときのポイントは以下の4つです。
- 自社の規模にあったVPNルーターやVPNサービスか
- セキュリティ対策は万全か
- 通信速度は充分か
- さまざまな端末に対応しているか
それぞれ解説します。
【ポイント1】自社の規模にあったVPNルーターやVPNサービスか
1つ目のポイントは、VPNルーターやVPNサービスが自社の規模と合っているかです。
大規模な会社であるにもかかわらずVPNに接続できる台数が少ないと、VPNに接続できない社員は業務をスムーズに進められません。
プロバイダとの契約前に
- そもそも複数台の端末を接続できるか
- 複数台を接続できる場合、何台まで接続できるか
をチェックしておくことをおすすめします。
【ポイント2】セキュリティ対策は万全か
セキュリティ対策が万全であるかもチェックしたいポイントです。
VPNではトンネリング技術・暗号化などにより、安全性の高い通信を実現しています。
さらに高度なセキュリティ対策をしたい場合は、一例としてセキュリティ機器の貸し出しサービスをおこなっているプロバイダを選ぶ選択肢もあります。
なお、以下のように従業員が利用する端末のセキュリティ対策も重要です。
- 端末にログインする際のIDやパスワードを定期的に変更する
- PCを持ち出す場合は記録をつけるようにする
安全性の高いネットワークを利用していても、端末の管理がおろそかになってしまえば、情報漏洩などのリスクは高まります。端末の管理は自社で徹底することが必要です。
【ポイント3】通信速度は充分か
スムーズに業務を進めるには、セキュリティ対策だけではなく通信速度の確認も欠かせません。
検討しているVPNは、業務に支障をきたさない通信速度を提供しているか、事前にチェックしましょう。
テレワークやオンライン会議を導入している企業であれば、特に外せないポイントです。
【ポイント4】さまざまな端末に対応しているか
PC・スマートフォン・タブレットなど、端末の種類を問わずVPN接続できるかを確認しましょう。
複数の端末に対応していれば、PCだけではなく、スマートフォンやタブレットでも安全に業務を進められます。
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複数の端末で同時にVPN接続するときの2つの注意点
複数の端末で同時にVPN接続するときは、以下2つの注意点があります。
- 接続台数に限りがある
- ID・パスワード漏洩の対策が必要
それぞれ順番に紹介します。
【注意点1】接続台数に限りがある
VPN接続できる端末数には限りがあります。そのため、端末が増えて接続しにくくなった場合は以下の検討が必要です。
- インターネットVPN:VPNルーターのスペックを増強する
- VPNサービス:アカウントを増やす、もしくはプランをアップデートする
上記のとおり、プロバイダや利用しているサービスによって対処法が異なります。詳細はプロバイダに問い合わせするのがおすすめです。
【注意点2】 ID・パスワード漏洩の対策が必要
高いセキュリティを誇るVPNも、IDやパスワードが漏洩すると、データ改ざんや情報漏洩のリスクにつながってしまいます。
- 定期的にパスワードを変更する
- できるだけ複雑なパスワードへ変更する
上記のように対策を立て、ユーザーへ運用ルールを周知することが重要です。
まとめ:複数の端末で同時にVPN接続して業務をスムーズに進めよう
複数端末でVPNに接続できない場合は、さまざまな要因が考えられます。
ただ、セキュリティ対策やスムーズな業務の進行のために、複数の端末で同時にVPN接続できる環境は業務に欠かせません。
もし、安定したVPN接続をお探しの場合、NURO Bizがおすすめです。各企業の状況にあわせて、安全性の高いVPN接続サービスをご用意しています。サービスの詳細は、ぜひ以下からご覧ください。
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