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新型コロナウイルス感染症感染症の拡大を受けて、またはそれ以前から企業のBCP(事業継続計画)対策や働き方改革の施策のひとつとしてテレワークの導入を検討・または既に導入されている企業も多いのではないでしょうか。
今回はテレワークを導入する際の重要な課題と、必要な回線の選定方法についてチェックすべきポイントごとにご説明します。

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テレワーク導入時の重要な課題

1 安全性や機密性

テレワークを実施する際の安全性や機密性の確保は最重要課題です。
これはそれぞれのリモート先の回線からインターネット経由で社内システムにアクセスすることに起因する脆弱性、つまり、現状セキュアに構築してあるシステムに対し、公衆Wi-Fiや自宅などの回線からインターネット経由という「セキュアではないネットワーク」からのアクセスを許可するというセキュリティ上の不安要素を抱えながら、いかにセキュアさを保つかという課題です。

安全にアクセスするためのネットワーク環境を構築する方法は大きく分けて、「VPN」「社内PCへのリモート接続」「VDI(デスクトップ仮想化)」の3つの方法があり、「VPN」では、あらゆる通信を一度社内ネットワークに通すことで、セキュリティ対策のポイントを絞ることができ、効率的に安全性を高めることができます。

2 通信の遅延

テレワークでは、社外にいる各従業員がVPN経由で自社システムやクラウドサービスにアクセスする環境が一般的となるため、リモートアクセスを受けるVPN装置への負荷が高まることや、大量のトラフィックが集中発生することでインターネット回線が帯域不足となり、通信の遅延が発生することがあります。
また特にテレワークにおいて必須ともいえる「TV会議」は帯域の使用量が大きく、複数の人が同時に参加する「グループTV会議」になるとより帯域を占有してしまうため、回線やネットワーク機器は既存のものよりも大幅に性能と信頼性が高いものが求められます。

さらにオンプレミスの場合はネットワーク障害などのトラブルが発生してしまうと、各リモート先が分断され孤立し、事業が止まってしまう可能性があるので、念入りに冗長化を施す必要があります。

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テレワークに求められる回線

1 高速で大容量であること

テレワークではWeb会議やTV会議の利用が必須です。特に映像は大きく帯域を占有するので、TV会議は人数が増えれば増えるほど回線への負荷は高まるため、より高速で広い帯域を確保した回線が求められます。
そのため、日本では従来から普及しているベストエフォート型よりも、通信速度や障害発生時の復旧時間等が保証されているギャランティ型を採用することが望ましいです。

常時インターネットに快適につながるネットワークの安定性と信頼性は、テレワーク導入時のみならず、インターネット利用の重要性が大きく高まっている現在、業務運営のために欠かせない要素です。

2 可用性の高い回線であること

可用性の高さも回線を選定する上で非常に重要なポイントです。
可用性( availability)とは利用者などから見て、必要なときに使用可能な状態が継続されている度合いを表したもので、可用性を示す指標としては稼働率(使用可能であるべき時間のうち、故障等、使用不能であった時間を除いて実際に使用可能であった時間の割合)などがあります。
故障等で例えサービスが停止したとしても、短時間で復旧することが可能であれば稼働率は上昇しますし、故障する頻度が低くても復旧に時間がかかれば稼働率は減少します。つまり、稼働率が高い回線はダウンタイム(サービスが利用できない時間)が短い回線といえます。
障害が起きにくい回線であることは大前提ですが、それでも100%障害が起きない回線などありません。障害が起きにくいことと同じぐらい、障害が発生した際に迅速に復旧させることは利用者にとって重要です。

3 バックボーンの強靱さ

そして意外と見落としがちなのが、現在テレワークを推進しているのが、自社だけではなく、日本中の企業が推進しているという点です。
つまりこれまでよりも圧倒的に多くの量のWeb会議やTV会議が開催されることになり、通信キャリアやISPのバックボーンを流れるトラフィックは爆発的に増加します。
Web会議やTV会議による爆発的なトラフィック上昇にも耐えられる強固なバックボーンを有する回線を選択することが重要です。

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まとめ

テレワークを導入する際には、既存の回線やネットワーク機器ではカバーしきれないことがほとんどです。今後の見通しを立ててネットワーク環境の見直しをされる際には、上記のポイントを踏まえて、必要な回線やネットワーク機器を検討してみてはいかがでしょうか。

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