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【実体験】AWS Skill Builderは課金する価値ある?無料プランと月額プランを新人エンジニアが比較してみた

2026年10月29日掲載

はじめに

はじめまして。ソニービズネットワークス 開発本部クラウドインテグレーション部の宮川です。 2026年に入社した新卒エンジニアで、これまでAWS経験はほぼほぼありません。

AWSの学習を進めるうちに、「もっと実際に手を動かして学びたい。でも自分のAWS環境で演習するのは、課金が怖い…」という壁にぶつかりました。そんなときに見つけたのが、AWS公式の学習プラットフォーム AWS Skill Builder の有料プランです。

ただ、いざ課金しようと思って調べてみると、「個人サブスクって実際どこまでできるの?」「無料プランと何が違うの?」「月額払う価値あるの?」という疑問にちゃんと答えてくれる記事が、意外と少ないという印象でした。

そこで今回は、実際に月額プランに課金してみた新人目線で、

  • AWS Skill Builderとは何か・料金プランの違い
  • 無料プランと月額プランで画面がどう変わるのか(スクショ比較)
  • 実際に課金してみた正直な感想
  • どんな人に課金がおすすめか

をまとめてみました。課金を迷っている方の参考になれば嬉しいです。

AWS Skill Builderとは

AWS Skill Builderは、AWSが公式で提供している学習プラットフォームです。主に次のようなコンテンツが用意されています。

  • 資格試験対策:動画による解説、試験形式の演習問題、模擬試験
  • ゲームベース学習:ゲームやシミュレーションで遊びながら、AWSのサービス知識・ソリューション設計・ビジネス向けコミュニケーションを実践的に身につけられる
  • Microcredentials:実践的な実装能力を検証する認定。合格すると資格試験と同じように認定バッジがもらえる

AWSを体系的に、しかも公式の情報で学べるのが大きな強みです。

料金プランは4種類

料金形態は 無料・月額・年額・チーム の4種類に分かれています。

料金プラン比較

料金プラン比較

ざっくり整理すると、こんな違いがあります。

  • 無料:資格勉強がメイン。デジタルコースや一部コンテンツが利用できる
  • 月額・年額:両者に大きな差はなし。無料プランに加えて、AWS公認の事前テストやハンズオンが受けられる。
  • チーム:月額/年額で受けられる内容に加えて、管理者による「割り当て・進捗管理・グループ学習の設計」といったチーム向け機能が追加される

「まず個人でしっかり学びたい」なら、月額か年額が候補になります。

自分の開発環境を汚さずに演習したい → 課金してみた

冒頭でも触れたとおり、「自分のAWS環境で演習したいけど、課金(請求)が怖い」という思いがありました。Skill Builderの有料プランなら、用意された環境の中で安全に手を動かせます。そこで今回、お試しも兼ねて 月額プラン に加入してみました。

いろいろプランがある中で月額を選んだのは、まず自分に合うか試したかったからです。年額はお得ですが、合わなかったときのことを考えると、最初の一歩は月額が気楽でした。

無料プランと月額プランで、画面はどう変わる?

プラン加入前からSkill Builder自体は触っていましたが、月額プランへの変更後の第一印象は 「やれることが多い!」 でした。

実際に、無料プランではできなかった SAA(ソリューションアーキテクト アソシエイト)の SimuLearn をやってみました。

無料プランだとこうでした。

無料プランの画面

無料プランの画面

月額プランだとこうなります。

月額プランの画面

月額プランの画面

鍵が開いてる! ロックされていたコンテンツにアクセスできるようになり、同じ画面でもできることが明確に増えました。(※SimuLearnの部分は、スクショ時点でもう進めてしまっていました…)

ちなみにSimuLearnは、生成AIを使った仮想のお客さんとチャットしながら要件を聞き出し、実際にAWS構成を組んでいく実践型のコンテンツです。「AWSを触りながら学ぶ」入り口として、新人にはかなりありがたい内容でした。

実際に月額プランを使って感じたこと

加入して1ヶ月弱ほど使ってみて、新人目線で感じたことを正直にまとめます。

良かったところ

  • 手を動かす学習に一気にアクセスできる:無料プランでは受けられなかったハンズオンやSimuLearnが開放され、「読む・見る」だけだった学習が「触る」に変わった。
  • 課金(請求)の心配がない:用意された環境で演習するので、自分のAWSアカウントで高額請求が来る不安がない。これが精神的にとても大きい。
  • 公式ならではの安心感:他の教材だと答えが間違っているときがたまにあるが、公式が出しているのでそこの心配がない。
  • 模擬試験の結果がとにかく細かい:採点がドメイン別・タスク別に分かれて出るので、「どの分野が弱いか」がひと目で分かる。たとえば自分がMLA-C01の模擬試験を受けたときは、「データ準備」ドメインが特に弱く、中でも「データの完全性確保」が0%……というように、復習すべきポイントがピンポイントで見える。難易度は高めだったが、この弱点の可視化はかなり役立った。

物足りなかった・気になったところ

  • コンテンツが豊富すぎて、最初は「何から手をつけるか」で迷う
  • 動画コンテンツの一部が英語ベースで、人によってはハードルを感じるかもしれない
  • SimuLearnで質問できるAIが英語でしか会話できない:ハンズオンで詰まったときに頼りたい相手が英語オンリーなので、英語が苦手だと少しもどかしい

結果、「無料プランで物足りなくなってきた人」にとっては、価格以上の価値を感じやすいと思いました。

どんな人に有料プランがおすすめ?

今回使ってみて、おすすめできる人・そうでない人がはっきりしてきました。

有料プランがおすすめな人

  • 資格の座学は一通りやって、次は手を動かして学びたい人
  • 自分のAWS環境での演習に、課金(請求)の不安がある人
  • SimuLearnやハンズオンなど、実践コンテンツを集中的に使い倒したい人

まだ無料プランで十分な人

  • まずは資格のインプット(デジタルコース中心)を進めたい段階の人
  • 学習の頻度が低く、月額を使い切れなさそうな人

要は、「無料プランを一通り触って物足りなくなったら有料プランに変更」が、いちばん後悔しないタイミングだと感じました。

有料プランへの変更を迷っている人へ

最後に、同じように有料プランへの変更を迷っている方へ、新人なりのアドバイスです。

  • まずは無料プランをしっかり触ってから判断する — 無料でもデジタルコースは充実しているので、物足りなくなってからでも遅くない
  • 最初は月額で試す — 年額はお得だが、合うか分からないうちは月額が気楽。合うと確信したら年額へ切り替えればOK
  • 目的を1つ決めてから入る — 「SimuLearnをやる」「ハンズオンで○○を触る」など目標があると、月額を無駄にしにくい

終わりに

AWS Skill Builderの有料プランは、「自分の環境を汚さず、安全に手を動かして学びたい」という新人の悩みに、しっかり応えてくれるものでした。特にSimuLearnのような実践コンテンツは、課金してよかったと思える良いコンテンツです。

無料プランで物足りなさを感じ始めている方は、一度月額で試してみる価値は十分にあると思います。この記事が、有料プランへの変更を迷っているあなたの背中を少し押せたら嬉しいです。

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