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【後編】AWSのネットワーク環境とは?~Direct Connectの接続パターン~

「【前編】AWSのネットワーク環境とは?」ではDirect ConnectとVPNの概要や

使用用途について解説しました。

もしDirect ConnectとVPNの違いを知りたい場合は、前編から読んでみてください!

この後編ではDirect Connectをより深堀して、Direct Connectを使用したネットワーク環境の構築について解説していきます。

 

AWS Direct Connectとは?

AWS Direct Connect とはAWSが提供する専用線サービスのことで、AWSへのプライベートな接続を可能にします。

VPNと比較すると、より強固なセキュリティや通信の安定性に優れています。

ただ、単にDirect Connectを使用して社内ネットワークとAWSを接続するといっても、

1つの接続方法ではなくいくつかの構成パターンがあります。

今回はその構成パターンについて解説します。

AWS Direct Connectの接続パターン

AWS Direct Connectを使用する場合

接続方法:VIFをVGWに接続

この場合、接続可能なVPCは1つのみとなります。

AWS Direct Connect Gatewayを使用する場合

接続方法:VIFをDirect Connect Gatewayに接続
この場合、複数のVPC(最大20個)の接続が可能になります。
しかし、Direct Connect Gatewayを介したVPC間通信はできません。

AWS Direct Connect GatewayとTransit Gatewayを使用する場合

接続方法:VIFをDirect Connect Gatewayに接続
この場合、複数のVPC(最大5,000個)の接続が可能になります。
また、Transit Gatewayを介したVPC間通信や複雑なルーティング設定が可能になります。

まとめ

ここまでご説明したように、Direct Connectを利用するといってもいくつかの接続パターンがあります。

AWSをどのような環境で使用するかによって最適な構成は異なりますので、

何が最適なのかがわからないというようなお悩みがありましたら

なんでも相談室までご相談ください!

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