株式会社神奈川トスバック様

ソニービズネットワークスと協業し、スクラッチ開発システムの
AWS移行を提案。SIerとしてシステムに注力できる体制へ

株式会社神奈川トスバック様

IT・情報通信 AWSの活用・環境構築がしたい

お客様プロフィール

会社名
株式会社神奈川トスバック
本社所在地
神奈川県横浜市中区不老町1丁目1番地5号 横浜東芝ビル7F
設立
昭和54年(1979年)12月
事業内容
システム開発業
URL
http://tosbac.co.jp/

ご契約サービス

マネージドクラウド with AWS

はじめてのAWSから 一歩進んだ活用までトータルサポート

設立以来40年以上にわたって製造業に特化したシステム開発を手がける。200社以上の導入実績と豊富なノウハウをもとに企業ごとの取り扱い製品や生産工程・形態・業務フローなどにあわせてオーダーメイドでシステムを開発。設計・プログラミングから運用まで一貫した体制で対応し、経営課題の解決をサポートする。

お話をお伺いした方

株式会社神奈川トスバック 生産管理システムコンサルテーションDpt. グループリーダー 野口 圭氏

製造業向けオーダーメイドシステムのクラウド化を提案できない

製造業向けに“オーダーメイド”でのシステム開発を手がける神奈川トスバックでは、企業ごとの要件にあわせて生産管理ソリューションなどの設計・開発・運用までをワンストップで提供し、原価削減、納期短縮、品質向上など製造業が抱えるさまざまな課題解決に貢献してきた。そのなかで新たな課題として挙がってきたのが、システムのクラウド化である。

「これまでオンプレミス環境でシステムを提供してきましたが、世間でもクラウドが注目されはじめた5年ほど前から、我々のシステムについてもクラウドにできるのかと聞かれる機会が増えました。お客さまごとにフルスクラッチで開発するため、システムも必要な環境もそれぞれ異なります。SaaSで提供することはそもそも無理があり、クラウドならばIaaS上に構築することになりますが、実装経験もノウハウもなく、なかなか提案できない状況が続いていました(野口氏)」
代替案としてデータセンターにホスティングする形での検証・提案はしていたが、クラウドと比較してランニングコストが高くなり、コストが見合わないと断念する顧客が多かった。この状況を打開するためにも、AWSのようなIaaSを活用し、コストを抑えたクラウド移行をどう提案できるのかを模索していた。

AWS移行を検討する顧客がつないだ、ソニービズネットワークスとの出会い

大きな転機となったのが、以前より神奈川トスバックのシステムを利用していたある企業が、AWS移行へと舵を切ったことだ。サーバを順次AWSへと移行するなかで、神奈川トスバックが構築したシステムもAWS移行を検討することに。そこで、AWSの環境構築から移行まで全般を担っていたのが、ソニービズネットワークスだった。必要なAWS環境を構築するにあたっては、システム側についても確認が必要となり、ソニービズネットワークスと神奈川トスバック間で打ち合わせをおこなうこととなったのだ。

「打ち合わせのなかで、協業についても提案がありました。私たちはシステム、ソニービズネットワークスではAWS環境と分担して、お客さまにクラウド化を提案する形です。ソニービズネットワークスは、とにかく説明が非常にわかりやすいという印象で、協業体制についても理解しやすく、ぜひお願いしたいと感じました(野口氏)」

顧客にも自信を持って提案できる、AWS運用管理ツール「クラウドポータル」

ソニービズネットワークスにAWSの導入や移行を依頼する場合、AWS導入・運用支援サービス「マネージドクラウド with AWS」を利用することとなるが、標準提供される運用管理ツール「クラウドポータル」にも魅力を感じた。クラウドポータルはソニービズネットワークスが独自に開発しており、AWSの運用管理に必要な機能を網羅。
「だれでも簡単にAWSを運用できる」ことをコンセプトに分かりやすいGUIを追求しており、たとえば起動停止やスナップショット取得の自動化も、日にちや曜日を指定するだけで簡単に設定できる。「AWSのマネジメントコンソールはメニューが多いですし、サービスによっては英語に切り替わってしまうこともあります。

弊社の顧客は情シスがひとりだったり、他部署と兼務していたりするケースも多く、AWSのマネジメントコンソールを使ってもらうのはハードルが高いと考えていました。クラウドポータルならば、日本語ベースで分かりやすいですし、お客さまにも『クラウドポータルがあるから大丈夫です』と自信を持って伝えられると思いました(野口氏)」

それまで、クラウド展開については漠然とした検討に留まっていたが、ソニービズネットワークスとつながりができたことで、本格的に他クラウドやAWSパートナーなどを調査・検討。その結果、やはりソニービズネットワークスのメリットが大きいと、協業を決めた。

顧客にあわせたわかりやすい説明、ネットワークまでワンストップ提供できる点も魅力

協業体制が整ったことから、早速顧客にもAWS上での構築を提案。ともに提案する際にも、説明のわかりやすさは際立つという。「先方のITリテラシーにあわせて説明してくれるので、同席していても安心感があります(野口氏)」顧客自身がITに精通しているケースや、別のITベンダーを同席させているケースなどでは、技術的に細かな点についてもしっかり解説。一方、ITに詳しくない方には、専門用語をかみ砕き、相手が理解できるように話す姿勢を高く評価している。「フットワークも軽く、質問や相談にもすぐに対応してもらえるので助かります。私たちが提供するシステムだけでなく、ファイルサーバやActive Directoryなどほかのサーバを含めてAWS環境全般をお任せできるので、お客さまにとってもメリットがあると感じています(野口氏)」

さらにソニービズネットワークスならばAWS環境に加えて、ネットワークまで提供できる。ある顧客企業では、拠点間イントラネットまでまとめてソニービズネットワークスへと入れ替えることになった。「通常、お客さまからは『とにかくシステムが動かない』と問い合わせがあります。そこから原因がシステムなのか、AWSなのか、ネットワークなのかはひとつずつ切り分けるしかありません。AWSとネットワークをまとめてサポートしてもらえるのはありがたいですし、私たちの保守工数の削減にもつながっています(野口氏)」

  • 神奈川トスバックがコンサルティング・システム開発を担当、AWS基盤はソニービズネットワークスの「マネージドクラウド with AWS」を活用するほか、拠点間通信などのネットワークもワンストップで提案

Amazon EC2を使ったシンプルな構成。夜間停止などの運用まで考慮

神奈川トスバックが開発するシステムは、基本的にアプリケーションサーバとデータベースで構成されるが、比較的規模が小さいこともあり、両者をひとつのEC2インスタンス上で稼働させる形が基本となる。オフィスや工場からはAWSの専用線接続サービス「AWS Direct Connect」で接続することで安定した通信を実現し、社内にサーバを設置した場合と比べても、違和感なく利用できる。さらに、社外からは「セキュアリモートアクセス」でセキュアにアクセス。ほかにもサーバスペック(インスタンスタイプ)を調整するなど、よりコストを抑えた構成も提案する。

「お客さまによって24時間365日非停止で実行するのか、夜間は停止するのか、夜間バッチの実行にどう対処するかなど、個別に検討・対応いただいています。夜間停止するケースでも、クラウドポータルで簡単に停止・起動を自動化できるので、お客さまの懸念も少ないようです(野口氏)」

構成例

AWSを積極的に提案し、今後も全員にとってメリットのある関係を

AWSに移行すれば、BCP対策やセキュリティ強化としても有効だ。神奈川トスバックでは提案の標準フォーマットにAWS移行を組み込み、積極的に提案している。「クラウドの障害などがニュースになったこともあり、不安に思うお客さまもいるのですが、オンプレミスのハードウェアで障害が起きないわけではありませんし、障害時のメンテナンスはオンプレミスの方が、時間がかかります。私たちとしても今後はまずAWSをお勧めしたいと考えています(野口氏)」

現状は、すでに社内の他システムなどでAWSを利用している企業がAWS移行を選ぶケースが多いが、クラウド化を推進している企業に、しっかり提案できるようになった点は大きい。また顧客との契約は、神奈川トスバック(アプリケーション構築)、ソニービズネットワークス(AWSおよびネットワーク)がそれぞれ直接おこなうが、神奈川トスバック経由で契約に至った案件については、パートナーシップに基づいて定期的にインセンティブも受け取れる。「ソニービズネットワークスとは、すでに良好な関係を構築できていますから、今後も密に連携してこの関係を維持しながら、我々、ソニービズネットワークス、そしてお客さまの全員にとってメリットのある提案を続けていけたらと思います(野口氏)」

さらにインタビュー!神奈川トスバックならではのシステム開発とは?

―― 神奈川トスバックの特長を教えてください

野口 設立から40年以上、製造業に特化したシステム開発をしており、提案型でコンサルティングからおこなうことが強みです。一般的に、パッケージ製品を導入してカスタマイズすることが多いのですが、パッケージではその企業には不要な機能までが含まれていて、それも踏まえてカスタマイズしなければなりません。私たちはオーダーメイドで、本当にその企業にとって必要な機能だけを作ります。最低限で必要十分なものを構築できますし、システムを使った実際の業務も、その会社のフローに合わせて効率化できます。

―― スクラッチ開発は大がかりでコストもかかる、というイメージがありますが、必ずしもそうではないのですね

野口 前述のとおり、スクラッチ開発ならば不要な機能に対するコストがかからず、必要なところにしっかりとコストをかけることができます。また、パッケージではバージョンアップのたびに、初回の導入と同じくらいのコストがかかることが多いです。長期的に見れば、“オーダーメイド”でも十分コストを抑えられると思います。
長年、製造業のシステムを手がけてきましたから、そのナレッジを活かして「どれが必要なのか」「プロセスが非効率になっていないか」など既存業務の見直しや最適化も含めて提案します。自社の業務にマッチしたシステムとして十分な価値をご提供します。

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