クラウド 元SEママの情シスなりきりAWS奮闘記

【運用管理】 『AWSマネジメントコンソール』基本の考え方と、運用をもっと効率化する方法

【運用管理】 『AWSマネジメントコンソール』基本の考え方と、運用をもっと効率化する方法
2021年7月14日掲載

こんにちは。シイノキです。週末も外出しづらい日々が続いているので、我が家はほぼ毎週ゲーム大会になっています。この間は、夫と息子が格闘ゲームで対戦していましたが、レベルはほぼ互角。成長したもんだ……と改めて思います。ちなみに私は、ゲームは見る専門です。

さて、情シスになりきって、AWSを初歩から学ぶこのコラム。今回は(今さらながら)基本中の基本と言える『AWSマネジメントコンソール』がテーマです。AWSを利用するからには避けては通れない(大げさ)……というよりも、いつの間にか使っているポジションのような気がしますが、改めて「そもそもどういうものなのか」、その機能やコンセプトを見ていきたいと思います。

『AWSマネジメントコンソール』のメリット・デメリット

『AWSマネジメントコンソール』とはなにか……。AWS公式ページには「AWS クラウドにアクセスして管理するために必要なものすべてを1つのウェブインターフェイスに集結」とあります。はい、いつもの感じですね。一瞬疑問や不安とともに、そっと終わりにしたくなりますが、要するにAWSが提供するすべてのサービスを管理できるWebベースの管理ツール、ということでしょう。

つまり、自社専用の環境を実現する「Amazon VPC」にはじまり、仮想サーバを構築する「Amazon EC2」、さらにはサーバーレスの「AWS Lambda」、諸々の機械学習関連サービスまで、すべてこの『AWSマネジメントコンソール』から利用できます。本コラムの実践編でも、この『AWSマネジメントコンソール』を使って操作をしてきました。

『AWSマネジメントコンソール』のメリットは、やはり「すべてのAWSサービスを一元管理できること」にあります。公式ツールであるだけに、(当然と言えば当然ですが)最新のサービスもすべて対応。自社のAWS環境におけるリソースをすべてまとめて管理できます。検索機能も充実しており、たとえば、サービス名の一部を入力するだけで候補が表示されたり、よく使うサービスはショートカットを登録したりすることで、より便利に使うことができます。

「長所と短所は紙一重」とも言いますが、「サービスや機能が多すぎて、どこからはじめればよいのか分からない」というのが特に初心者にとってはデメリットと言えるでしょう。また、私自身も『AWSマネジメントコンソール』を何度か触ってきましたが、慣れるまではどこでなにができるのか分かりにくいところがありまして……(そして、あまり触らないから、また使うときにイチから調べる羽目になる)。使い方を学ぶ「学習コスト」はそれなりにかかる、と感じております。

『AWSマネジメントコンソール』のコンセプトは全体最適

初心者目線としては、「もうちょっと(私にとって)分かりやすくしてくれてもいいのでは……」というのが本音ではありますが、そもそもAWS自体「自分で勉強して使いこなしてもらう」というスタンスが強いもの。AWSはエンタープライズから小規模での利用までユーザもさまざまであり、あらゆるニーズに応える必要があります。そして、世界中で利用されているため、「日本国内での事情や使いやすさ」に特化することもありません。もちろん、自分自身で作り込むことでニーズに沿ったものを作ることができますが、それにはある程度勉強する必要があり……ということに。『AWSマネジメントコンソール』は基本的にワールドワイドのあらゆるユーザを対象に全体最適を目指すものであり、初心者にはややハードルが高いと感じられるのも仕方がないのかもしれません。

日本企業のニーズにあわせて、使いやすさを重視した管理ツールも

初心者がより簡単に使えるツールはないのか……というと、もちろんあります。AWSパートナーが提供する管理ツールでは、より効率的に管理できることを特長とするものも。ソニービズネットワークスのAWS導入・運用支援サービス「マネージドクラウド with AWS」ではまさに、「だれでも簡単に運用できること」をコンセプトとしたAWS運用管理ツールを標準提供しています。それが、『クラウドポータル』。
『AWSマネジメントコンソール』が目指す全体最適とは異なり、日本国内の中堅中小企業をメインターゲットに、AWSの知識やスキルに不安がある方でも簡単に使えるように、とにかく使いやすさを重視していることが特長です。

シンプルで分かりやすいUIを実現する『クラウドポータル』

EC2インスタンスの稼働状況表示。インスタンス情報に加え、CPUやディスク使用率、メモリ空き容量、ネットワーク送受信量などをグラフィカルに表示。稼働状況のグラフ表示も。

まずはAmazon EC2やAmazon RDSなど基本的なAWSサービスについて、運用に必要な機能をそろえており、さらに、ニーズの多いAmazon WorkSpaces管理やセキュリティ、認証関連機能、監視・自動復旧機能なども強化しています。
ただ、『クラウドポータル』はすべてのAWSサービスには対応しておらず、また、すべての操作ができるワケではありません。たとえばEC2インスタンスも稼働状況の確認や起動停止は『クラウドポータル』からできますが、インスタンス作成は『AWSマネジメントコンソール』からおこなう必要があります。ですが、日々の運用管理という観点では、ひと通りの機能がそろっており、『クラウドポータル』での一元管理を目指しています。これにより、ツールの学習コストがかからなくなり、運用業務の引継ぎが容易になるほか、属人化の防止にもつながります。

ニーズの多い機能を、あらかじめ実装して提供

繰り返しになりますが、AWSの基本的なスタンスは「サービスは用意してあるので、利用者自身で実装し、運用する」です。もちろん、特にニーズの多いものに関しては、AWSサービスとしてリリースされるケースもありますが、たいていは利用者自身で必要な機能を実装する必要があります。AWSに関しては技術ブログなども多く公開されていますし、AWS自身がベストプラクティスとして公開している実装方法もありますが、初心者にはハードルが高い!書いてある通りにやればよいのかもしれないですが、初心者シイノキだと、「ここは自社の環境にあわせて設定してね」のところになにを入れればよいのか悩むところからスタートするわけですよ。

というわけで、『クラウドポータル』では、なかでもニーズの多いものは、あらかじめ実装して機能として提供しています。古いものでは「スナップショット取得自動化」がありますが(これはAWSでもサービス化されちゃいましたね)、最近では、Amazon WorkSpacesの料金最適化機能をリリース。これは時間課金/月額課金のプラン切替を自動化することで、料金最適化を図る機能ですが、自分で実装するとなるとなかなか厄介。あらかじめメニューとして用意されていて、ポチポチと設定するだけで使えるのは、うれしいポイントではないでしょうか。

今回は、『AWSマネジメントコンソール』の基本とあわせて、『クラウドポータル』のコンセプトをご紹介してきました。社内にはAWSに詳しい人がたくさんいて、みんな『AWSマネジメントコンソール』を使いこなしているよ、というのはひとつの理想なのですが、なかなかそこまでの体制を組めない……という場合には、簡単に運用できる『クラウドポータル』がお役に立てるのでは?と思うのです。 『クラウドポータル』は四半期ごとのペースでバージョンアップし、さまざまな機能を追加しています。OSアップデート自動化や、通知機能など、まさに情シスが日々運用するなかで「こういうことができると助かる」といったかゆい所に手が届く機能を提供。各機能の詳細については、開発者の方にインタビューした記事も公開していますので、ぜひご覧ください。
以上、シイノキでした!

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