クラウドポータルでAWS 環境を最適化し、
SIer として顧客からの評価を高めることができました。
光和ネットサービス様
IT・情報通信 AWSの活用・環境構築がしたい 50名以下
お客様プロフィール
- 会社名
- 光和ネットサービス
- 本社所在地
- 埼玉県戸田市喜沢 1-28-15
- 設立
- 2012年4月5日
- 資本金
- 1,200万円
- 従業員数
- 21名
- 事業内容
- IT コンサルティング
ご契約サービス
- マネージドクラウド with AWS
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はじめてのAWSから 一歩進んだ活用までトータルサポート
- AWS運用管理・自動化ツール「クラウドポータル」
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「はじめてでも運用できる」 「もっと使いこなせる」 独自開発ツール
システム開発から、サーバ移設、LAN 工事、PC キッティング、運用保守、コールセンター、データ消去に至るまで幅広いサービスを手がける。国内の大手メーカーや大手通信会社の数多くの実績に裏打ちされた技術力を元に、高品質のサービスを低価格で提供している。
お話をお伺いした方
光和ネットサービス株式会社 技術部 米山 洋平 氏
導入経緯・背景
導入経緯・背景運用を一手に担うプレジデント社の定期購読者管理システム。障害対応などが重荷に
光和ネットサービスでは以前より株式会社プレジデント社が発行する「プレジデント」をはじめとする各誌の定期購読者を管理するシステムの運用・保守を全面的に担ってきた。これは顧客からの問い合わせを受けるコンタクトセンターのスタッフが利用する、ビジネスの根幹をなす最重要システムである。可用性を重視し、オンプレミスで冗長構成をとり運用していたが、障害発生時の復旧は実作業をともなうため、光和ネットサービスの技術者、プレジデント社の担当者ともに心理的負担が相当大きなものとなっていた。そこで、2018年にむかえるサーバ保守切れを機に、プレジデント社にクラウド移行を提案した。
「このシステムが停止するとコンタクトセンターで電話を受けても対応ができなくなってしまいます。なにかあれば即座に対応できるよう準備はしていましたが、限界はあります。オンプレミスではどうしてもハードウェアの故障が起きてしまいますが、単一障害点を除外したいということ、そして運用負荷をできるだけ軽減したいと考え、クラウド移行を提案しました(米山氏)」
導入の決め手
クラウドポータルがあれば、自分たちでAWSを運用できる!
クラウドサービス選定時には、ネットワークのセキュリティとともにサーバの構成や運用面も重視した。その結果、導入したのが、拠点間VPNサービスを利用していたソニーネットワークコミュニケーションズの「マネージドクラウド with AWS」である。ネットワーク面での懸念がクリアされたことに加え、独自の運用管理ツール「クラウドポータル」の存在も大きな魅力だった。
「サーバの冗長構成についてこちらの希望を伝えると、すぐに最適な提案があり、短期間で理想的な構成を実現できました。また、AWSのマネジメントコンソールは少し難しく感じていましたが、クラウドポータルについて説明いただき、これならば自分たちで運用できると確信できたのも大きな決め手となりました(米山氏)」
活用方法
稼働状況や利用料金、ログを確認しながら各種設定を調整し、AWS環境を最適化
AWS導入後はクラウドポータルで稼働状況などを確認しながら、調整をおこなっていった。たとえばEC2インスタンスのCPU使用率などから、インスタンスタイプをより大きなものに変更した結果、パフォーマンスにも問題なく、快適に利用できている。そのほか利用料金をおさえるべく、土日はサーバ停止するようスケジュール設定をおこなっているほか、年末年始も事前に日時を指定してサーバを停止した。
「AWS運用の基本的なことはひと通りできるので、なにをするにもまずクラウドポータルを確認します。導入当初は、リソース管理画面を頻繁に確認し、問題ないかをチェックしました。インスタンスタイプ変更も簡単で、サーバを拡張した結果、今は安定して動いています。また利用料金についても大きなデータを転送すると料金が上がることがありますが、こまめに利用料金推移を確認し、料金が想定外にあがっていないか、その理由はなんなのかを把握するようにしています(米山氏)」
クラウドポータルでは各種ログもまとめて確認できる。スケジュール設定した内容がきちんと実行されたかどうかの確認や、サーバのログも確認しやすい。
「ログを確認していたところ、1度データベースがメインからスレーブ側に切り替わる動作をしていたことを見つけました。もちろん私が対応することはなにもなく、業務にも影響はありませんでした。こういったログも簡単に確認できることも魅力です。AWSの状況をクラウドポータルできちんと把握できていることが、パートナーとしてお客さまに提供できる付加価値につながっていると思います(米山氏)」
今後の計画
アプリケーションのバージョンアップも視野に
今後はアプリケーションで利用するライブラリのバージョンアップなども検討していく。
「これまではシステムを停止できないという事情から、アプリケーションのアップデートが難しかったのですが、AWSならば検証用のインスタンスを簡単に追加できます。ライブラリの更新やバージョンアップの自由度が格段にあがるのは大変ありがたいです(米山氏)」
2018年6月現在
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