クラウド CS課コラム

6時間待ちから解放!EBS Elastic Volumesの制約が大幅緩和

クラウドCS課の宮本です。

2026年1月のAWSの最新情報の中からピックアップした情報をご案内させていただきます。
なお、2026年1月のAWSの最新情報については、下記をご参照ください。
2026年1月のAWSアップデート情報

【Amazon EBS】Elastic Volumes の変更を 24 時間以内に最⼤ 4 回まで実⾏可能に

https://aws.amazon.com/jp/about-aws/whats-new/2026/01/amazon-ebs-up-to-four-volume-modifications/

従来、EBSのElastic Volumes機能を用いた変更は、6時間に1回という制限がありました。
今回のアップデートでこれが見直され、24時間で4回まで変更が可能となりました。

EBS Elastic Volumes とは

EBS Elastic Volumes はサーバーを止めることなく、ディスク容量や性能を後から柔軟に変更できる仕組みです。
通常、サーバーのディスク容量を増やしたり性能を上げたりする場合は、一度システムを停止したり、作り直したりする必要がありました。
しかし、EBS Elastic Volumes を使うと、
・システムを停止せずに
・必要なタイミングで
・容量や性能を拡張・変更
することができます。

その他詳細については、AWS公式ドキュメントをご確認ください。
Elastic Volumes オペレーションを使用して Amazon EBS ボリュームを変更する

何が変わった?

具体的な変更点:
– 変更間隔:6時間 → 制限なし
– 変更回数:6時間で1回 → 24時間で4回
– メリット:設定ミス時の迅速な修正、段階的なサイズ変更が可能

Elastic Volumesで変更可能な項目

Elastic Volumes変更で可能な内容は下記となります。

1. ボリュームサイズ

  • 増加のみ可能(減少は不可)
  • 各ボリュームタイプの上限まで拡張可能

2. ボリュームタイプ
以下のタイプ間で変更が可能

  • gp2 ↔ gp3
  • gp2/gp3 ↔ io1/io2
  • io1 ↔ io2
  • st1 ↔ sc1

3. パフォーマンス設定
IOPS(1秒あたりの入出力操作数)

  • gp3: 3,000~80,000 IOPS
  • io1: 100~64,000 IOPS
  • io2: 100~256,000 IOPS

スループット(データ転送速度)

  • gp3: 125~2,000 MiB/s

実際の制限確認

ボリュームサイズを段階的に続けて5回変更してみたところ下記エラーが発生しました。

これまでは2回続けて変更した時点でエラーが発生していたことを考えると、大幅な改善です。

まとめ

今回のアップデートは、EBS運用の柔軟性を大幅に向上させるものです。設定を誤った際にも6時間待つことなく迅速に修正でき、業務への影響を最小限に抑えることができます。また、段階的なサイズ変更が可能になったことで、システムの成長に合わせた細かな調整も行いやすくなりました。

一方で、完全に制限が撤廃されたわけではなく、24時間で4回までという上限は設けられています。さらに、従来通りボリュームサイズの減少はできないため、拡張時は慎重な計画が必要です。また、EBSボリュームの拡張後は、インスタンス内でのファイルシステム拡張作業を忘れずに実施してください。

なお、弊社マネージドクラウド with AWSをご利用のお客さまにおかれましては、マネージドクラウドポータルからもEBSボリュームの拡張が可能となります。拡張方法につきましては、下記FAQをご参照ください。

【マネージドクラウド with AWS】EBSボリュームの拡張方法を教えてください。

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