クラウド 元SEママの情シスなりきりAWS奮闘記

Lightsailをやってみた!WordPressの管理画面にアクセスしよう

Lightsailをやってみた!WordPressの管理画面にアクセスしよう
2017年12月12日掲載

こんにちは。シイノキです。前回、LightsailでのWordPressの立ち上げが簡単すぎておののいていた私ですが、WordPressの画面が見られて終わりではありません。管理画面にアクセスしなくては、テンプレートがいじれないどころか、記事の投稿すらできないワケです。

WordPressの管理画面はどこからアクセスできるのか 問題

では管理画面を探しましょう…が!
結論からいくと、Lightsailのコンソールに管理画面へのURLは見つけられませんでした。
私は「Lightsail WordPress」で検索してヒットしたブログなどを参考にしていて、そちらに書かれていたURLからアクセスできたのですが、前回表示できたWordPressの公開用画面の右下、「META」カテゴリの「Log in」から管理画面に飛ぶことができます。

もしくは「http://xxx.xxx.xxx.xxx/wp-admin/」のURLを直接入力してもOKです。

それで管理者のパスワードってなんだっけ?そもそもユーザ名は?

では、どん!管理者画面です。

そりゃそうだ。パスワード、必要ですよねー。…………パスワード?

わかりません。

ユーザ名もどこにあるのかわかりません。詳しくはこの右下の「Manage」をクリックすると使い方が出てくるのですが、…………英語です。頑張って読み解きましたよ。
ここにユーザ名やパスワードの調べ方がひと通り書いてありました。

というわけで、結論から行きましょう。初期設定されているユーザ名は「user」です!意外と安直。

パスワードは、Lightsailのコンソールに戻りまして、「Connect Using SSH」ボタンをクリックします。

すると…

コマンドライン…!ここで「cat bitnami_application_password」とコマンドを打ちます。catコマンド…あったなぁ、そういえば。
昔の記憶を辿ることもできそうですが、ここはもうおまじないと割り切っていきましょう。

出ました!パスワード。
これでやっとログインできます。というわけでWordPressの管理画面がこちら。

というわけでなんとか管理画面までたどり着くことができました。正直、WordPress環境を構築するところまでの簡単さに比べて、パスワードが見つかりにくすぎやしないかい?という気持ちは否めません。
そもそも公開用URLや、管理画面のURLをLightsailの管理画面に置いておいてくれたっていいじゃんないか?ついでに「簡単だよ♪」って謳うなら、パスワードもコマンド入力なんかしないで分かるようにしておいて欲しい。

というわけで、ざっくり本連載コラムのデザインを移植してみました!

ここからは細かなデザインや調整となるので、「なりきり情シス」としてWordPressをいじるのはここで終わりたいと思います。

サーバ(インスタンス)の管理はどうなってるの?

逆に「なりきり情シス」として気になるのはサーバ(インスタンス)の運用管理です。バックアップはどうするのか、セキュリティはどうなるのか、確認してみましょう。

まずはバックアップから。厳密にいうと「あなたのインスタンスのシステムディスクのバックアップとしてのスナップショット」がとれます。

「Snapshot」タブで、「Create snapshot」をクリックすればOK。AWSマネジメント・コンソールは高機能ゆえにたくさん項目が並んでいて、これであってるんだっけ?と初心者としては常に疑問を胸に抱える感じになりますが(慣れればそんなこともなくなるんでしょうけれども)、Lightsailは管理画面もシンプルなので迷う余地がありません。

続いてセキュリティの設定を見てみます。セキュリティといいつつ、Lightsailコンソールの「Networking」のタブから確認しました。

基本的にはFirewallの設定ですね。SSH、HTTP、HTTPSなど基本的なプロトコルについて全面的に許可する設定になっています。「Add another」という文言が見えるとおり、ほかの設定を追加することもできますが、ここではポート単位での指定しかできないようです。また制限できるのは、外部からAWSに向けてくる「Inbound」通信のみで、AWSから外部への「Outbound」通信については設定できません。
WordPressであれば、一般的にWeb公開するケースが多いでしょうし、IPアドレスで制限するケースは少ないでしょ…ってことかとは思いますが、インスタンス自体にSSHでアクセスする場合のIPアドレス制限ができないので、セキュリティとして気になる方もいるはず。

もちろん、IPアドレスなどの細かい設定もできるようですが、それはまた新たなコマンドラインとの戦いが待ち受けている様子。そうなると「簡単とはなんぞや」という定義から考え直したくなるので、今回はここまでで終わろうと思います。

月額5ドルではじめる Lightsail。しかも1ヵ月無料です

簡単にできるを謳いながら、「本当に簡単なのー?」と結構疑心暗鬼でした。
でもLightsailは本当に簡単すぎてビビるほどでした。

Lightsailのメリットはこの簡単さと、料金体系のわかりやすさということになるでしょう。そもそも、AWSは“使った分だけ払う従量課金制”が特長です。最近もEC2の料金体系が時間単位から秒単位に変更されニュースになりました。使った分だけ払えばいいのは確かにメリットなんですが、「それで結局1ヵ月いくらかかるのかわからない」のが企業にとっては結構問題だったりしますよね。しかも開発環境ならまだしも、本番稼働してるシステムなんて(社内システムであろうとも)そんなにしょっちゅう止めなくない?秒単位で課金します!と言われても、メリットが得られるケースとそうでもないケースは分かれそうです。

それに対してLightsailは、大体これくらい使うでしょ?という定番パッケージをいくつか用意し、それぞれ固定の金額が設定されています。例えば月額5ドルのプランでは

  • 512MBのメモリ
  • 1コア プロセッサ
  • 20GBのSSDディスク
  • 1TBの転送量

が含まれています。「転送量?」と思った方。そう!AWSはデータ転送にお金がかかるのです!厳密には上り(自分のところからAWS)は無料、下り(AWSから自分のところ)のみ料金がかかります。ここも従量課金になっているので、月額計算のハードルが初心者にとってさらに高くなっていくのです。もちろんLightsailも上記を超えた場合には課金対象となりますが、まぁこれを超えることはそうそうないでしょうし、なによりあらかじめ料金が示されているのは安心感があります。

もちろんセキュリティ設定なども含め、細かく設定していこうと思うと結構厄介そうです。アクセス制限をキッチリかけて、管理画面は社内からしかアクセスできないようにして…などなどやっていくにはあといくつ山を越えればいいのか…。

なので、やはり「ちょっと試しに使ってみる」環境として最適、というところではないかと思います。短期間でとりあえずWebサイトを立ち上げたいとか、検証環境を取り急ぎ用意したいとか。なんかこういろいろあるはず。

ともあれ、無事にAWSデビューは果たしたところで、今回の目的は達成、ということで。あ、トライアルしたらいつの間にか課金されていた…ということがないよう、サービス停止も忘れずに。
以上、シイノキでした!

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