まずは、AWSのマネジメント・コンソールからLightsailを探そう
まずAWSのマネジメント・コンソールにログインします。
「仮想マシンの起動」のところに「EC2あるいはLightsailを利用した場合1~2分」とあります。1~2分…。疑念を抱きつつも、とりあえずクリック。
「Lightsailに移動」をポチっとします。
ちなみに、AWSマネジメント・コンソールのダッシュボードはアカウントの状況により多少表示が違うこともあるかもしれませんが、その場合は「サービス」の「コンピューティング」カテゴリから「Lightsail」を選びましょう。
Lightsail専用コンソールでインスタンスを作ろう
するとLightsail専用のコンソールが立ち上がります(別ブラウザが開きます)。「Welcome」のポップアップが出たので、「Let’s start」をクリックすると…
どどん!「Create an instance」インスタンス作成の画面がきました!中身を上から見ていきましょう。
Instance location
インスタンスを作る「リージョン」ですね。東京になっているので今回はこのまま。リージョンを変える場合は、「Change Region and zone」というところから変更しましょう。
Pick your instance image
いろいろありますが今回は「Apps+OS」から「WordPress」を選びます。「OS Only」にするとAmazon LinuxやUbuntuなど、Linux、UNIX系のOSが選べるようになっていました。
オプション
オプションとしてあるのが「launch script」。インスタンスを起動するときに自動で実行されるシェルスクリプトを指定できるようです。とはいえ、最初からそんなこと言われても何を自動実行させればよいのか見当もつきませんし、これだけ存在感が薄いということはそっと無視で問題ないでしょう。
もうひとつはインスタンスにアクセスするためのSSHキーの指定。もともとデフォルトのキーが設定されているようで、変えたかったら設定してね、と。正直今回はトライアルですし、セキュリティと言われましてもねぇ…。というわけで、そのまま次へ進みます。
Choose your instance plan
5、10、20、40、80 USDと並んでおり、5 USDは「First month free!」になっています。今回は単なるトライアルですので、もちろんこのままで次へ!
Name your instance
最後はインスタンスの名前です。なにやらデフォルトで入っているので、そのまま「Create」ボタンを押します!
できた!やったのが午前中だから「Good morning!」って、地味に芸が細かいです(ちなみに午後アクセスしなおしたらちゃんとGood afternoonになってました)。
え?終わり?え?まじで?え?できちゃったの?………あっけなさすぎて、マジで動揺しました。
WordPressの画面を確認しよう
気を取り直して、完成したインスタンスをクリックします。
モザイクをかけましたが、中央の「Public IP」のところにグローバルIPが表示されていました。ユーザ名は自動で設定されたものです。
そしてブラウザから「http://xxx.xxx.xxx.xxx(グローバルIP)」にアクセスすると…
出た!Hello world!ほんの十数年前(20年は超えてないぞ)、新卒でSEになり、最初の研修でプログラミングをしたときも“Hello World”を表示させるところからでしたが、「はじめてのプログラミング」的な言葉はいつになっても変わらないんですね。ともあれ、デフォルトテンプレートでWordPressの画面が出ました。驚くべき簡単さ!
続いてWordPress管理画面のアクセス方法…ですが、長くなってきたので今回はこの辺で。続きはLightsailのメリットや注意点とあわせてご紹介したいと思います。
以上、シイノキでした!