ネットワーク速度が遅い原因その1
「インターネット回線を選ぶ」
1.トラフィック経路が変わることに注意
クラウドサービスでは、データやソフトウエアがクラウドサービス事業者側のサーバーに保管されています。
そして、データなどのやりとりはインターネットを介して行われることになります。
つまり、業務を行うときのトラフィック経路は、従来、社内のLANを経由していたものから、LAN外への通信へと変わっていくわけです。
このため、インターネットの通信速度が十分に確保されていないと、クラウドサービスが思うように利用できないという事態になります。
2.ベストエフォート型の回線でないかをチェック
インターネット回線の契約によっては「ベストエフォート型」になっている場合があります。
インターネット回線の通信速度は、同時にアクセスしている人数により、速かったり、遅かったりします。
これを防ぐためには、回線ごとに管理やコントロールが必要となります。
多額の経費がかかるこの管理やコントロールをしない代わりに、最も条件の良い場合での通信速度だけを明示して、その速度に近づけるよう最善の努力をするという「ベストエフォート型」のサービスが導入されてきたのです。
会社の契約が、この「ベストエフォート型」だった場合、時間帯や周囲のユーザの利用状況など外部要因によって、利用できる帯域が極端に少なくなり、クラウドサービスの利用に必要な帯域を確保できなくなってしまう状況が発生します。
3.社内LANの回線容量にも注意
クラウドサービスでは、メールや基幹業務がサービス事業者のサーバー側にあるため、社内LANの負担はそれだけ軽減されます。
しかし一方で、高度なアプリケーションが走るため、トラフィック量が大幅に増加するケースがでてきます。
このため、社内LANにも十分な回線容量が求められます。
クラウドサービス導入にあたっては、そこもチェックしておく必要があります。
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ネットワーク速度が遅い原因その2
「ルーター(通信機器)を選ぶ」
1.スループットを確認する
インターネット回線の通信速度や帯域が十分に確保されていたとしても、ルーターのスループットが低いと、そこがボトルネックとなってしまい、十分な帯域を利用できなくなってしまいます。
2.ルーターのスペックも重要
全社員でのクラウドサービス利用に耐えられるだけの処理能力が必要です。
また、セキュリティ対策においては、基本的にサービス事業者が行いますが、場合によっては自社内で追加のセキュリティ対策を施す必要があります。
使用中のルーターに、その追加のセキュリティ対策を実装できるだけのスペックがあるかどうか、事前に確認しておくことも大事です。
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まとめ
ハイスペックでいて運用コストが削減でき、セキュリティ面でも安心なクラウドアプリケーションサービスを導入する際には、「インターネット回線」と「ルーター」選びが肝心!クラウドサービス利用に耐えられるだけの仕様であるかをよく確認しましょう。
インターネット回線を選ぶ際のチェックポイントは4つあります。
- 広帯域であるか?
- 安定性はあるか?
- 低コストであるか?
- サポート体制は十分か?
さらに、ルーター選びのチェックポイントは以下の4つです。
- セキュリティ機能は信頼できるか?
- 処理能力が十分か
- 低コストであるか?
- サポート体制は十分か?
御社の“ネットワーク速度が遅い”は、インターネット回線とルーターが原因になっていませんか?
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