株式会社ASE-Net様

BCP対策を兼ねたファイルサーバー移行で
快適な通信に向け「NUROアクセス 10G」を採用

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課題テーマ

ファイルサーバー利用時の通信速度改善

ご契約サービス

NUROアクセス 2G
NUROアクセス 10G

関東近県を中心に日本全国でオフィスのLAN工事や電気工事を手がける株式会社ASE-Net(以下、ASE-Net)。現場作業の多いエンジニアが利用するファイルサーバーを東京本社で運用してきたが、2023年にクラウドデータセンターに移行(クラウドリフト)しBCP/DR対策を強化することに。その際、クラウド接続回線として選んだのが「NUROアクセス 2Gスタンダード」だった。その背景や選定理由のほか、翌年の「NUROアクセス 10G」へのリプレイスによる効果についても聞いた。

  • ※BCP(事業継続計画)/DR(災害復旧)対策:災害やシステム障害などの緊急事態に直面した際に、迅速かつ効率的に事業を継続・復旧するための計画と対策


※ 本事例は2024年10月取材時点での情報です。

お客様プロフィール

会社名
株式会社ASE-Net
本社所在地
東京都江戸川区
設立
2000年5月
資本金
3,000万円
従業員数
約60名(2024年10月現在)
事業内容
LAN工事全般・電気工事・セキュリティ工事など
URL
https://www.asenet.co.jp/
導入前の課題
  1. インターネット回線のスピードが時間帯によって極端に低下するトラブルが頻発
  2. ファイルサーバーのクラウド移行後、通信量が急増しネットワークへの負担が増加
導入後の効果
  1. 個人向け回線を「NUROアクセス 2Gスタンダード」にリプレイスした結果、通信が安定
  2. 「NUROアクセス 10G」へのグレードアップにより、ファイルサーバー利用時の通信をさらに高速化

ご契約サービス

NUROアクセス 2G

クラウド時代を支えるインフラのスタンダート回線

NUROアクセス 10G

高コスパの帯域確保型上下最大10Gbpsサービス

インタビュー

個人向け回線を利用したIPsec-VPNが、徐々に現場エンジニアの負担に

株式会社ASE-Net様
経営管理部・社内システム担当
小出 修 氏

関東近県を中心に日本全国でオフィスのLAN工事や電気工事を手がけるASE-Net。従業員の大半を占めるエンジニアが利用するネットワーク構成図やフロア図面、見積書などが入ったファイルサーバーはかつて東京本社に設置され、大阪拠点にてバックアップを行う構成をとっていた。
現場から本社ファイルサーバーへアクセスするエンジニアに向けては、IPsec-VPNによる拠点間通信を整備することで随時Web会議や各種業務にあたってもらっていたという。

「当時、毎日30名ほどが常時IPsec-VPNをつないでいるような状態でした。最初は問題なかったのですが、徐々に利用人数が増えていくにつれ、時間帯によって極端に通信速度が遅くなりほぼ仕事にならない、という状況がみられるようになりました」と語るのは、社内システム全般を担当する小出氏だ。

オンプレミスサーバーへの接続トラブルを「NUROアクセス 2G」で解決

当初の接続に問題が無かったことから、ファミリータイプのインターネット回線を全社で採用し続けていたという同社。この問題を機に、インターネット回線のスペックを「個人向け」から「法人向け」に切り替える必要性を認識したという。ベンダーの助言もあり、2022頃に選定したのが「NUROアクセス 2G」だった。

「当社の状況をベンダーに説明したところ、それなら!と勧められたのが『NUROアクセス 2G』でした。もちろん個人向けサービスと比べると高価に感じましたが、帯域確保機能が付いていたり、伝送効率の高い規格が採用されていたりと、他の法人向けサービスと比較した時のコストパフォーマンスの良さが印象的でした」(小出氏)

この回線を東京本社および大阪拠点に導入したところ、時間帯にかかわらずスピードテストの数値が安定するとともに、従業員からの不満の声が解消されたという。

BCP対策をかねて、ファイルサーバーのクラウド移行を実現
「NUROアクセス 10G」が通信環境の要に

これまでオンプレミスのファイルサーバーを活用してきた同社だったが、2023年6月、昨今の自然災害を鑑みたBCP/DR対策の強化が課題として上がったという。

「新型コロナウイルスのようなパンデミックはもちろん、地震/洪水などの震災などに伴うトラブル・働き方の変化は、いつどのような形で現れるか分からないと考えたとき『今のままでは対策が不十分かもしれない』と思い至りました。また当時は、業容の拡大・従業員数の増加を目前に控えていたこともあり、全社で最も使用頻度が高く、停止すると影響が大きいファイルサーバーを早くなんとかしよう、という結論になりました」(小出氏)

クラウドデータセンターについてさっそく機能や料金を比較し、キャリアフリーの純国産クラウドサービス(IaaS)を選定した同社。クラウド側の回線とUTMは“持ち込み型”とし、これまで東京本社と大阪拠点で実績をあげていた「NUROアクセス 2G」を採用した。

以降、順調にクラウドデータセンターの活用を進めていた同社。しかし2024年2月、外資系データセンターへの常駐管理業務を含むさらなる業容拡大の影響により、ファイルサーバーへの通信がさらに増加。再度、社員たちの業務に支障が出かねない事態となっていたという。
そこで、今後の環境変化への対応やさらなる安定化を求め、「NUROアクセス 10G」へのグレードアップが実施された。

「ネットワーク機器のみリプレイスしてマルチギガ対応にする、という手もありましたが、少なからずコストがかかります。『NUROアクセス 2G』から『NUROアクセス 10G』へのリプレイスであれば月額プラス5,000円程度で実現できる上に、2Gプランと同様に公平制御機能が付いているため、輻輳発生のリスクも最小限にとどめることができると考えました。実際、リプレイス後は各拠点で安定した高速なネットワーク接続を実現できているようで、担当者としてはかなり安心しています」(小出氏)

ネットワーク構成図イメージ

機器を含め、10G対応で快適なネットワーク環境を目指す

同社では2024年2月、クラウドデータセンターだけではなく東京本社/大阪拠点でも「NUROアクセス 2G」を「NUROアクセス 10G」へリプレイスしている。
現在ではWi-Fi(無線)接続でも600Mbps以上を計測するなど、導入効果を実感しているという。今後は、ネットワーク機器についても10G対応のものに切り替えていくことで、さらに快適なネットワーク環境を実現する計画だ。

「データセンターの設備を構築する我々から見ても、『NUROアクセス』の通信速度や、時間帯に左右されづらい安定性は強い信頼をおけるサービスだと感じています。安定した回線の導入により、業務や心配事が減る担当者は非常に多いと思うので、ソニービズネットワークスには引き続き良いサービスの提供をお願いしたいです」(小出氏)

エントランス

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