クオリティソフト株式会社様

「NUROアクセス」プラン使い分けでコスト最適化
クオリティグループの標準回線として活用を図る

クオリティソフト株式会社様

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課題テーマ

ネットワーク遅延の解消、用途に合わせた回線の選定

ご契約サービス

NUROアクセス 10G
NUROアクセス 2G

国内におけるIT資産管理ソフトウェアの草分け的な存在として知られるクオリティソフト株式会社(以下、クオリティソフト)。主力製品がオンプレミス版の「QND Plus(1998年)」からクラウド版の「ISM CloudOne(2007年)」へと移行するなか、2023年には、新たにクオリティクラウド株式会社(以下、クオリティクラウド)を立ち上げるなど、純国産のクラウドインフラ事業にも着手している。そんななか、より安定した新規事業の開発環境、および業務環境づくりを進めるなかで、用途によって回線のコストパフォーマンスを最適化することが課題に。そこで同社では、「NUROアクセス 2G」「NUROアクセス 10G」を拠点によって使い分けることで、安定した通信環境づくりとともに、通信コストの最適化に成功した。

お客様プロフィール

会社名
クオリティソフト株式会社
本社所在地
和歌山県西牟婁郡
設立
1984年2月
資本金
112,035,000円
従業員数
181名(2024年4月末現在)
事業内容
クラウドサービスとパッケージソフトウェア製品の開発及び販売業務、ドローンソリューション関連事業、その他事業
URL
https://www.qualitysoft.com/
導入前の課題
  1. 集約型のネットワーク構成により、東京・大阪拠点で遅延が発生し業務に支障が出る状況に
  2. 新事業の始動により、低コストで高速な開発環境が必要に
導入後の効果
  1. 「NUROアクセス 2G スタンダード」へのリプレイスにより遅延が解消
  2. 用途に合わせて「NUROアクセス」のプランを組み合わせ、ネットワーク環境のコストを最適化

ご契約サービス

NUROアクセス 10G

高コスパの帯域確保型上下最大10Gbpsサービス

NUROアクセス 2G

クラウド時代を支えるインフラのスタンダート回線

インタビュー

拠点集約型の構成がボトルネックとなり、主要拠点の業務に支障が出る事態に

クオリティソフト株式会社様
企画開発グループ
クラウド運用チーム
出口 雅史 氏

和歌山県の白浜本社をはじめ、計5つの拠点を持つクオリティソフト。LAN環境を含めたネットワークインフラの構築・運用は、ベンダーに頼ることなく自社で完結している。セキュリティの観点から拠点集約型の構成をとっていた同社では、支社やデータセンターが増えるにつれて通信量が増加。ファミリータイプの回線を利用していたこともあり、特に東京・大阪拠点ではたびたび業務に支障が起こるなど、従業員からも改善の要望があがっていたという。
「速度不満を受け、プロバイダを変更するなど対策を行ったものの大きな改善は見られず。結局、インターネット回線のスペック含め見直しが必要という結論に至りました」と語るのは、企画開発グループ クラウド運用チームの 出口 雅史氏だ。

コストパフォーマンスを高く評価し、グループ全体でNUROアクセス導入を推進

社内設備に関して、コストをかける点はかなりシビアに見ているという同社。
「当社は、純国産サービスを開発することにこだわっています。空き物件をリノベーションした白浜本社もしかり、事業を通して地域貢献を行うことが、代表が会社にかける思いのひとつだからです。今は、海外製の便利で安価なクラウドサービスが沢山あるので、『便利なのは当然、いかにコストを突き詰めるか?』という点を重視しています」(出口氏)

インターネット回線について、元々「コスト重視」であったところから「コスト”パフォーマンス”重視」という姿勢に転じることとなった同社。リプレイス先サービスの情報収集を進めるなかで、法人向け高速インターネット回線「NUROアクセス」の存在を知ったという。
2017年7月、さっそく東京拠点の回線を「NUROアクセス 2G スタンダード」へリプレイスしたところ、通信速度が200Mbps前後から800~900Mbpsへと改善。速度遅延による業務への影響も一気に解消された。
この成果を受けて、翌年以降は東京拠点に「NUROアクセス 2G スタンダード」さらに1回線追加するとともに、大阪拠点の既存回線もリプレイスを実施。
さらに、2020年に開設した仙台支店には「NUROアクセス 10G」、同じく新規事業の基盤として欠かせないデータセンターにも「NUROアクセス 10G」を筆頭に3種類のプランを導入するなど、「NUROアクセス」は同グループにとって、事実上の標準回線という位置付けになっていった。

「『NUROアクセス』は特に開発チームなどエンジニアが高く評価しており、スピードと安定性に絶大な信頼を置いている状況です。加えてスペック面では、東京本部と大阪支社に導入した『NUROアクセス 2G スタンダード』のLAN1・LAN2にそれぞれ固定IPと動的IPが標準提供され※、業務用回線とゲスト用回線を1本でまかなえる点もメリットとして評価しました」(出口氏)

  • ※「NUROアクセス 2G」では、接続用ネットワークに固定グローバルIPアドレス、動的グローバルIPアドレスをそれぞれ1個ずつ標準で割当。お客様側ネットワーク用にはオプションサービスで固定IPアドレスの追加利用が可能になっている。

ネットワーク構成図イメージ

「NUROアクセス」3プランを使い分け、コスト最適化&業務効率化を実現

純国産サービスの提供にこだわる同社にとって、データセンターや開発拠点の運用は特に重要なものであった。
「為替変動の影響を受けずにSaaSのコスト削減&安定化を行うために、当社では2つのデータセンターを運用して、プライベートクラウドを構築しています。それぞれに『NUROアクセス』をメインで採用することで、安定した稼働を実現しました」(出口氏)

同社では各データセンターそれぞれで異なるサービスを提供しており、それらを支える接続回線として「NUROアクセス 2G スタンダード」「NUROアクセス 2G プレミアム30M」を導入。さらに2023年10月には、クラウド事業の強化に向けてクオリティクラウドを立ち上げるにあたり、「NUROアクセス 10G」を導入してサービス提供基盤の強化を図っている。それぞれの用途に合わせてプランを使い分けることで、サービスの安定稼働を図るとともに、コストパフォーマンスの面でも同社の希望を叶える形をとることに成功したという。

クオリティクラウド社が提供する新サービス「OPEN Cypress」では、クラウドネイティブな統合管理環境によりコスト削減効果などのメリットが望めるという。今後は他のSaaSベンダーにもプライベートクラウドを提供するなど、メガクラウドが強大な市場に風穴を開けていく計画だという。
「当社の事業を成長させていくカギのひとつは、安定的なネットワーク環境にあります。今後も営業担当と相談しながら、NUROアクセスの回線プランを活用していくつもりです」(出口氏)

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