ハイブリッド開催の都市型音楽フェス「CENTRAL」
ネットワークインフラをNUROで実現
CENTRAL実行委員会様
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お客様プロフィール
- 会社名
- CENTRAL実行委員会
- 提供サービス
- NUROアクセス、NURO閉域アクセス、Smart閉域アクセスなど
ご契約サービス
- NURO閉域アクセス
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閉域接続によるマルチポイントで高セキュリティなネットワーク環境を構築
- Smart閉域アクセス
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高セキュアな閉域ネットワークを全国エリアで
- NUROアクセス 10G
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高コスパの帯域確保型上下最大10Gbpsサービス
アニメやグルメなど多様なコンテンツを揃え、無限のエンタテインメントを世界に発信しつながっていくための場所を創り出す、新しい都市型音楽フェス『CENTRAL』。初開催となる『CENTRAL MUSIC & ENTERTAINMENT FESTIVAL 2025』では、総勢39組のアーティストが、2025年4月4~6日の3日間にわたり横浜・みなとみらい地区の3会場でライブパフォーマンスを繰り広げた。その模様はインターネットを介して世界中に生配信され、臨港パークではライブビューイングも行われたが、その通信インフラを支えたのがNUROだった。
お話をお伺いした方
株式会社ソニー・ミュージックエンタテイメント ライブ事業管理本部プロデューサー 籔本 優 氏
世界とダイレクトにつながるハイブリッド型音楽フェス「CENTRAL」

ライブ事業管理本部
プロデューサー
籔本 優 氏
かつてリアル開催が当たり前だった音楽ライブやフェスにおいて、オンラインの動画生配信や、リアルとオンラインを組み合わせたハイブリッド開催など新しい試みが始まっている。『日本の響きを世界へ』を基本コンセプトとして始動した「CENTRAL」もそのひとつだ。「ここ数年、YOASOBIなど新世代のアーティストに対する注目度が一気に高まりました。特にアジア圏では、アニメブームと相まってかつてない盛り上がりを見せています」と企画背景を語るのは、主催するCENTRAL実行委員会の1人で、株式会社ソニー・ミュージックエンタテイメント ライブ事業管理本部 プロデューサーの籔本 優 氏だ。
記念すべき第1回となる『CENTRAL MUSIC & ENTERTAINMENT FESTIVAL 2025』では、音楽フェスをハイブリッド型で開催した。4月4日~6日の3日間、総勢24組のアーティストのライブパフォーマンスをYouTubeチャンネル「THE FIRST TAKE」で独占世界同時配信。期間中、世界中の音楽ファン約150万人が視聴し、40万件を超えるリアクションとコメントが寄せられた。イベント終了後4月7日から、1週間限定で一部アーティストについてアーカイブ配信も実施している。
ライブパフォーマンスを世界に生配信&パブリックビューイングも
ここで、『CENTRAL MUSIC & ENTERTAINMENT FESTIVAL 2025』で開催された音楽フェスの概要を紹介する。ライブ会場は、CENTRAL STAGE(Kアリーナ横浜)、VIVAL・NEW GENE FEST(KT Zepp Yokohama)、Echoes Baa(横浜赤レンガ倉庫赤レンガパーク特設会場)の3箇所。横浜・みなとみらい地区の半径2km内にまとまっており、参加者は各会場を回遊して楽しむことができる。3会場のライブパフォーマンスは「THE FIRST TAKE」から世界に向けて生配信され、さらにCENTRAL FIELD(臨港パーク特設会場)ではライブビューイングを実施。無料で各会場のライプパフォーマンスを見られるようにした。「ライブビューイングの会場は、ちょうど3会場の真ん中に位置しており、できるだけ会場移動の負担を軽減しつつ、フェス全体を楽しめるように工夫しました」(籔本氏)

▼会場マップ

▼パブリックビューイングの特設ステージ

安定した低遅延・高画質の動画配信をNUROが実現
ハイブリッド開催となった今回の音楽フェスを通信面で支えたのがソニービズネットワークス株式会社だ。NUROとして協賛/技術支援する形で、インターネット回線やMoIP※機器を含むネットワークインフラを今回のイベント専用に構築した。具体的には、暗号化が不要で高スループットが期待できる閉域網サービスで4会場を相互に接続したうえで、法人向け高速インターネットサービス「NUROアクセス 10G」を4会場に導入。閉域網については、NURO閉域アクセス+Smart閉域アクセスの冗長構成とし、各会場のソニー製メディア・エッジプロセッサ「NXL-ME80」を用いて、「THE FIRST TAKE」から世界に向けて生配信され、ライブビューイングも実現した。Echoes BaaとCENTRAL FIELDの2会場については、特設会場までのケーブリングなど屋外の特殊工事が発生。また、4会場それぞれ運営会社が異なり、個別に調査・調整が必要になるなど難易度の高い事案であったが、回線契約や各会場の事情もあり、直前の数日間で必要なネットワークインフラを構築し開催にこぎ着けた。「関係者が多いうえにお互い共通言語がなく、最後まで意思疎通には苦労しましたが、最終的に、輻輳によるパケットロスもなく、期間中安定して低遅延・高画質の動画配信を実現したのは、何度も現場に足を運んで丁寧にコミュニケーションを積み上げ、着実に調査・調整を進めたソニービズネットワークスのおかげだと思います」(籔本氏)
※映像/音声/データなどのメディアコンテンツをインターネットプロトコル(IP)を使って送受信する技術、Media over Internet Protocolの略

ソニーがスポーツ中継で培った高画質・低遅延映像伝送技術と、法人向け高速インターネットサービス「NUROアクセス」および「NURO閉域アクセス」(以下、NUROアクセス)によって、日本の響きを世界に届けることに成功した『CENTRAL MUSIC & ENTERTAINMENT FESTIVAL 2025』。通常、このような規模の生配信では、広帯域保証の専用線を導入するケースが多いが、そのためのコストが数百万円に及ぶことも珍しくない。今回、安価な一般企業向けインターネットサービス「NUROアクセス」によって、独占世界同時配信をノートラブルで実現したこととは、はからずしもその実力(コストパフォーマンス)を証明した形だ。
『CENTRAL MUSIC & ENTERTAINMENT FESTIVAL 2025』の興奮もさめやらぬなか、CENTRALは、台北(4/19)/ クアラルンプール(4/26)と2週連続で、日本のアーティストと共に海外のファンに会いに行く海外公演を敢行。今も無限に生まれ続けている日本のエンタテインメントの最前線を世界に発信し続けている。
国内での次回開催についてはまだ発表されていないが、今後も都市型音楽フェスを支えるネットワークインフラとして「NUROアクセス」への期待が高まりそうだ。

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