ネットワークとは?
「ネットワーク」とは通信端末同士やサーバー間を接続する仕組みです。パソコンとプリンター間のケーブル接続、オンラインでパソコンと外部サイトをつなぐ仕組みなど、ネットワークは幅広い部分で使用されます。
オンラインのネットワークは、巨大なクモの巣のようにそれぞれの端末をつなぎ、世界中の交流や情報交換に役立ちます。ちなみに、ネットワークは「人々の交流」「交通網」という意味でも使用可能です。今回は、通信機器としてのネットワークについて解説します。
1.インターネット回線とは?
インターネット回線とは、ネットワーク同士をつなぐための回線を指します。企業にインターネット回線を導入するには回線事業者やプロバイダーとの契約が必要です。初期費用や月額使用料を支払うことで、インターネットに接続する環境を得られます。なお、インターネット回線の種類としては、光回線、ADSL、モバイル回線などが挙げられます。
光回線
光ファイバーでデータを送受信するインターネット回線のことを光回線と呼びます。光回線の強みは、大容量データの高速通信です。データのダウンロード、アップロードに時間がかかると業務に支障が出るかもしれません。その点、光回線ならば快適にインターネット環境を利用できるため、円滑に仕事を進められます。
実際に、2018年に行われた調査によると、全体の87.9%もの企業が光回線を利用していました。
ADSL
アナログの電話回線をネットワーク回線として活用する手法をADSLとよびます。ADSLには利用料金が安いというメリットがありますが、2021年現在、ADSLを採用している企業はほぼありません。
ADSLを使うと、通信拠点が収容局から離れるほど通信速度が遅れます。また、ADSL回線同士が干渉しあうと、ノイズが発生しがちです。したがって、企業活動のように日常的に大容量データをやり取りする状況には、ADSLは不向きといえます。
モバイル回線
モバイル回線とは、携帯電話の通信事業者が提供する電波を活用し、ネットワークにつなげる手法です。モバイル回線の強みは、通信する場所に縛られないことです。従業員の出張用にモバイル回線を導入している企業もあり、フレキシブルな活動に役立ちます。
ただ、光回線よりも通信速度は遅いため、通常社内で利用するネットワークは光回線がおもとなっています。
- 高速で安定したネットワークを、抜群のコストパフォーマンスで
ネットワークの種類
ネットワークは三種類にわけられます。LANとWAN、インターネットについて、ネットワークの範囲にふれつつ解説します。
1.LAN
LANとは、Local Area Networkの略で、狭い範囲内を結びつけるネットワークを指します。社内でのみ有効なネットワークもLANのなかの一つで、社内LANと呼びます。
LANは、ケーブルを介して接続する有線LANと、通信機器が発する電波で接続する無線LANにわけられます。社内LANは「パソコンのデータを複合機からプリントしたい」「社内の共有サーバーでファイル共有をする」などの目的で活用可能です。
2.WAN
WANとは、Wide Area Networkの略です。LANが狭い範囲に限られたネットワークであったのに対し、WANは複数のLANとLAN同士が結びついたネットワークです。
たとえば、全国に支店をもつ企業が、それぞれの社内LAN同士を広域イーサネットやVPNでつなげ、ひとつのWANを形成します。
3.インターネット
インターネットは世界中の人が利用可能なネットワークです。一方、LANやWANはネットワークを利用できるのは特定のメンバーに限られています。そのため、LANやWANが閉じたネットワークと呼ばれるのに対し、インターネットは開かれたネットワークともいわれています。LANやWANとも違い、独自の設定などもできません。
- 高速で安定したネットワークを、抜群のコストパフォーマンスで
ネットワークのおもな用途
利用する場所により、ネットワークの用途は異なります。まず、個人で多くみられる用途は、インターネットサーフィンやネットショッピング、メールやチャット、SNSなどです。また官公庁では、重要な情報収集や部門内外への連絡手段として活用されます。
企業では業務ツールとしてネットワークを活用しているケースが多くみられます。情報収集やマーケティング、営業、開発などさまざまな部門で、従業員がネットワークによりコミュニケーションを取りつつ仕事を進めています。
インターネット通信の仕組みとは?
インターネットはTCP/IPという通信規格を利用しています。TCP/IPとは通信プロトコルの一種であり、ネットワークを通じデータをやり取りする際の規約です。IP(Internet Protocol)に従って、データは目的のアドレスまで届けられます。また、TCP(Transmission Control Protocol)によりデータを受け取る際の順番が整えられます。
- NUROアクセス 2G
-
クラウド時代を支えるインフラのスタンダート回線
- NUROアクセス 10G
-
高コスパの帯域確保型上下最大10Gbpsサービス
まとめ
ネットワークは、LAN、WAN、インターネットと3種類にわけられます。
法人向けインターネット接続サービス「NUROアクセス」は「下り最大10Gbps/2Gbps」「最低10Mbps帯域確保」のハイスペックとローコストを両立した、コストパフォーマンスに優れたインターネット接続サービスです。VPNを利用したWANのネットワーク、オフィスからのインターネット接続も快適にご利用いただけます。
サービス詳細については下記フォームより資料をダウンロードください。
お役立ち資料をダウンロード
「NUROアクセスパンフレット」のダウンロードをご希望のお客様は、
以下必要事項をご入力ください。