ネットワーク セキュリティ

専用線とVPNの違いは?それぞれの特徴やメリット・向いているケースも解説

専用線とVPNの違いは?それぞれの特徴やメリット・向いているケースも解説
専用線とは、自社で独占して使用するネットワーク回線のことです。この記事では、自社で専用線の導入を検討している人に向けて、専用線の概要や、専用線を利用するメリット・デメリット、向いているケースや利用シーンについて解説します。あわせて、VPNとの違いについてもわかりやすく解説するので、ぜひ参考にしてください。

事例の課題やよくいただくご相談を基に、サービスの活用方法をご紹介します。

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専用線とは?

専用線とはその名のとおり、自社が独占して使える専用ネットワーク回線のことです。一般的に利用されるネットワーク回線は公衆回線と呼ばれ多くの人が利用しますが、専用線は自社のみで通信が行えます。

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専用線のメリット・デメリット

専用線を利用することでどのようなメリット・デメリットがあるのでしょうか。以下で解説します。

1.メリット

専用線を利用することで得られるメリットは大きく分けて3つあります。

通信速度が保証される

専用線は自社のみで独占して利用できるため、一般的な回線のように、外部ユーザーの利用によって通信速度が遅くなるといった影響を受けません。常に契約した速度で通信できるため、安定した速度での通信が可能です。

セキュリティレベルが高い

専用線は、関係者以外はアクセスできないため、セキュリティレベルが高いというメリットがあります。通信傍受や改ざんといった危険性がなく、機密情報などを扱う際にも安心感が高いです。

大容量の通信も可能

専用線は回線を自社のみで利用するため、アプリケーションや映像コンテンツなどの大容量データを送受信する際にも向いています。容量の大きい通信を行うときにも安定性が高く、確実な通信ができます。

2.デメリット

専用線には多くのメリットがありますが、デメリットもあります。ここでは、2つのデメリットを紹介します。

距離・速度に応じてコストが高くなる

専用線の料金は、基本的に拠点間の距離と契約する通信速度によって決定されます。距離が遠くなればなるほど、また、契約速度が速くなればなるほどに料金が高くなるため、コストがかかります。

拠点間の通信ができない

専用線は、本社と拠点を1対1でつないで通信を行うという特徴があります。つまり、本社と拠点のみ専用線での通信が可能で、その他の拠点同士では専用線での通信ができません。

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VPNとは?

VPNとは「Virtual Private Network」の頭文字をとって言葉で、日本語では「仮想専用線」と訳されます。簡単にいえば、仮想的な専用線をインターネット上に構築して、限られたユーザーのみが利用できるようにした専用ネットワークのことです。

VPNでは、仮想的なトンネルをデータ受信者と送信者の間に設けて通信する「トンネリング技術」やデータの改ざんなどが行えないようにする「暗号化」などの仕組みを用いており、安全に通信できる環境が整えられています。

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専用線とVPNの違い

専用線とVPNにはどのような違いがあるのでしょうか。ここでは、それぞれの違いについて解説します。

1.回線利用

専用線の場合、上述したとおり、本社と拠点を1対1でつなぐ仕組みになっています。そのため、専用線1つに対して、接続が可能なのは1拠点のみです。対してVPNでは、1対1の通信に限らず拠点間での通信も行えます。また、拠点内だけでなくスマートフォンやタブレットといったモバイル端末からの接続も可能となっています。

2.通信環境

専用線は、自社のみで通信回線を独占するため、他のユーザーの影響を受けず、常に安定した速度で通信を行えることが特徴です。VPNは、専用線と同レベルの安定性・信頼性があるといわれています。ただし、専用線とは異なり、一般の回線の影響を受けてしまうため、回線の混雑状況などによっては通信が遅くなるケースもあります。

3.コスト面

専用線を構築する場合には、初期費用や維持費がかかります。また、契約する通信速度や拠点間の距離に応じて料金が変わるため、条件によってはコストが多くかかるケースもあります。VPNの場合、初期費用や維持費が専用線よりも安く、ルーターも安価なものが多いです。拠点間の距離によって料金変動もないため、コストを安く抑えられます。

4.可用性(稼働率)

専用線は契約した通信速度が保証されます。また、長時間通信ができないといった状況になるケースもほとんどなく、可用性に優れた通信回線です。VPNも安定した速度での通信ができます。ただし、インターネットVPNの場合には回線の混雑などの影響を受けるため、通信速度が遅くなることもあります。

5.拡張性・柔軟性

専用線は、物理的な線を用いて通信回線を構築します。そのため、拡張が難しいという特徴があります。また、専用線をつなげるのは1対1のみで柔軟性もあまりありません。VPNは既存の通信回線に、仮想専用線を構築するという手法なので拡張もしやすく、拠点間やモバイル端末からの通信も可能など、柔軟性も高いです。

6.運用面

専用線の場合には、社内でネットワークの監視や管理を行わなければいけません。そのため、基本的に社内に専門家を置いて、ネットワークの運用・維持をすることが求められます。VPNの場合は、VPNの提供業者に運用や維持を任せられるため、社内に専門家がいなくても運用できることが特徴です。

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VPNの種類

VPNは2つの種類に分けられます。以下では、それぞれの特徴について解説します。

1.インターネットVPN

インターネットVPNとは、一般的なインターネット回線を利用したVPNを指します。トンネリング技術などを活用しデータを暗号化することで、第三者からのデータ改ざんや盗聴などを防ぎながら通信できる仕組みです。

インターネットVPNは比較的安価に構築できるため、コストパフォーマンスに優れているというメリットがあります。ただし、一般的なインターネット回線を利用しているため、後述するIP-VPNと比較するとセキュリティリスクが高いです。

2.IP-VPN

IP-VPNとは、通信事業者が独自に保有しているネットワークを利用してVPNを構築する方法です。「閉域IP網」と呼ばれる閉ざされたネットワーク上でVPNを構築するため、通信事業者と契約者のみがアクセスできます。

IP-VPNは閉じられたネットワークを利用するため、セキュリティリスクがインターネットVPNよりも軽減でき、通信速度や品質も安定しています。しかし、導入コストがインターネットVPNよりも高くなることがデメリットです。

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専用線の利用シーン・向いているケースは?

専用線が利用されるシーン・ケースは以下のとおりです。

  • ・1Gbps以上の帯域が必要なデータセンター間通信
  • ・金融機関の通信システム
  • ・行政機関などの通信システム

専用線は、大容量データであっても問題なく安定した通信が可能で、映像コンテンツなどの大きなデータの通信に向いています。また、セキュリティレベルが非常に高いという特徴があるため、重要な個人情報や機密情報などを扱う、金融機関や行政機関などの通信システムにも活用されています。

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マネージドイントラネット マネージドルータ"Cisco series"

インターネットVPNの新基準、ローカルブレイクアウト、IPv6 IPoEに対応。高可用性と容易な運用管理性を兼ね備えたマネージド型インターネットVPNサービス

UTM typeW

多彩なセキュリティ機能を持つ WatchGuard Technologies社のUTM機器が ネットワーク保護の運用管理を一元化

マネージドL2VPN

高セキュアな拠点間インターネットVPN (レイヤー2VPN)接続を安価に実現

マネージドL3VPN

高セキュアな拠点間インターネットVPN (レイヤー3VPN)接続を安価に実現

法人向け高速インターネット NUROアクセス

最大2Gbpsの高速通信 回線速度測定結果 上り平均851.8Mbps 下り平均811.2Mbps 帯域確保型回線 上り下り最低10Mbps確保

※関東1都6県、東海4県、関西2府3県、九州2県、北海道で2021年4月〜2021年6月末日に開通したNUROアクセス スタンダード/プレミアム回線のONU、LAN1ポートでの測定結果の平均値です。※速度は測定結果の平均値であり、回線の最大速度を示すものではありません。※測定結果は、PCの性能やネットワークの状況により変化します。

まとめ

専用線は、自社専用の通信回線です。通信速度が安定しておりセキュリティレベルが高いため、安心・安全な通信ができます。

NURO Bizが提供するマネージドVPNサービスは、「VPN」の初期設定などはもちろん、日々の運用もすべてお任せいただけるマネージドセキュリティサービスです。

「VPN」だけではなく、UTM(統合脅威管理)などのセキュリティサービスにより、ウィルス、不正アクセス、サーバ攻撃、迷惑メール、スパイウェアといった複合的脅威からネットワークを守ることが可能です。詳細についてはパンフレットでご覧いただけます。

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