オンプレミスでも、SaaSでもなく…
社会保険システムのリーディングカンパニーは
なぜAWSを選んだのか?
ユニバーサル・ビジネス・ソリューションズ株式会社様
IT・情報通信 AWSの活用・環境構築がしたい 100-500名
お客様プロフィール
- 会社名
- ユニバーサル・ビジネス・ソリューションズ株式会社
- 本社所在地
- 東京都中央区京橋 3丁目 1 番 1号
- 設立
- 平成14 年5 月
- 資本金
- 5,000 万円
- 従業員数
- 101~ 200 名
- 事業内容
- システム開発
健康保険組合・厚生年金基金を対象としたパッケージソフトウェアの開発・導入・保守を手がける。健康保険組合に特化していることを強みに、業務に必要なシステムをすべて自社開発で揃えるほか、データ分析支援や連携基盤まで提供。柔軟なカスタマイズで多様なニーズに対応し、業界トップのシェアを誇る。日本ユニシスより業務移管を受け、平成14年5月設立。
マネージドクラウド with AWS選定の理由
- 既存IT環境とあわせて任せられるワンストップサポート
- ベンダ間の細かな調整を行い、プロジェクトを進めるマネジメント力
- AWS Direct ConnectやUTMなどで実現する強固なセキュリティ
課 題
営業支援システム導入にともないグループウェアとスケジュール情報を同期させる方法を模索
健康保険組合向けのソフトウェア開発・販売を手がけるユニバーサル・ビジネス・ソリューションズ。社内体制を強化する中で、営業活動状況を的確に把握したいという課題が浮き彫りになった。営業を含む全社員にiPhoneを支給しているが、iPhoneから日報を提出する社員は少なく、帰社後に対応するケースがほとんど。日報提出も遅れがちになっていた。この状況を改善すべく、ソフトブレーン社の営業支援システム「eセールスマネージャー」導入を決断。しかし、社内では全社員を対象にグループウェア「desknet’s NEO」のクラウド版を導入し、スケジュール管理をおこなっていた。当然「eセールスマネージャー」でもスケジュールの情報が必要になるが、二重入力は避けたい。「desknet’s NEO」のスケジュールを「eセールスマネージャー」に同期させる方法を模索していた。
また運用負荷などの観点から、オンプレミスではなくクラウドでの導入も条件にあげており、すべてをクリアする方法がないかを検討することに。検討にあたって、以前よりメールサーバや拠点間VPNなどを任せていたソニーネットワークコミュニケーションズに相談した。
解 決
AWS環境で両者を連携することで解決。セキュリティ対策強化も実現
「eセールスマネージャー」もクラウド版が提供されているが、スケジュールの同期はクラウド版では難しいことが明らかに。そこでソニーネットワークコミュニケーションズからの提案で、AWS環境に「desknet’s NEO」「eセールスマネージャー」のパッケージ版を導入し、両者を連携させる形で進めることに。ソニーネットワークコミュニケーションズがAWS環境を構築したうえで、ベンダ間の調整まで担当。各システムが統合的に動作するよう仕様上のすり合わせから、構築の実作業における包括的なプロジェクト管理までおこない、予定通りに稼働を開始できた。
ネットワークに関してもセキュリティを重視し、AWS環境と各拠点VPN網をAWS Direct Connectで閉域接続しているほか、AWS環境はインターネットに一切つながない構成とした。さらに、同時に導入したUTMによりインターネットへの入り口・出口をすべて監視。外出先からiPhoneで「eセールスマネージャー」「desknet’s NEO」を利用する際も、UTMを経由する構成とすることで強固なセキュリティを実現した。営業は外出先から商談の状況を簡単に入力できるようになり、今後の効果が期待される。今回のAWS導入を機に、自社サービスの検証サーバのAWS移行や、サービスをAWS上で提供する将来的な可能性も含めて検討していく。
お客様の声
「eセールスマネージャー」と「desknet’s NEO」の連携についてソニーネットワークコミュニケーションズに相談したところ、素早く動き、実現方法を提案していただきました。全体の進捗も取りまとめていただいたおかげでスムーズに進み、すぐ使える状態でシステムが提供され、大変助かりました。
Tips:クラウド型UTMサービス「Watch Guard」
※マネージドクラウド オプションソリューションパッケージ
アンチウイルス/スパムからIPS(不正侵入検知・防御)、標的型攻撃対策、情報漏えい防止などさまざまなセキュリティ対策を統合的に実現する。ソニーネットワークコミュニケーションズ基盤上で提供しており、社内からインターネットへの通信を監視することが可能に。複数拠点の通信も統合的に管理することができ、セキュリティ対策を強力にサポートする。
表はスライドできます
導入サービス | ●マネージドクラウドwith AWS標準パック ●導入サポート(オプション、内容詳細は下記の通り) ・EC2インスタンス立ち上げ、サーバ基本設定(Windows)×2 ・NATインスタンス立ち上げ、サーバ基本設定(Amazon Linux) ●マネージドクラウドポータル ●マネージドクラウドゲートウェイ(100Mbps帯域) ●SPLA(Microsoft SQL Server Standard) |
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AWS利用サービス |
EC2
S3
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サービス利用開始 | 2017年5月 | 費用概算 | 初期費用:50万円以下、月額費用:20万円台 |
2017年7月現在
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