株式会社東和エンジニアリング様

クラウドノーマル時代到来!
事業の成長と継続性を考えた“あたり前の選択”

株式会社東和エンジニアリング様

IT・情報通信 AWSの活用・環境構築がしたい 100-500名

お客様プロフィール

会社名
株式会社東和エンジニアリング
本社所在地
東京都台東区秋葉原1-8
設立
1952 年3 月
資本金
6 億3,384 万6,000 円
従業員数
~ 400名
事業内容
システムインテグレーター

ご契約サービス

マネージドクラウド with AWS

はじめてのAWSから 一歩進んだ活用までトータルサポート

ITを中核に、音響・映像に関する総合システムのコンサルティング、企画、設計、販売、製造、施工、監理、保守および常駐運用サポートを手がける。ビジネス(企業)はもちろん、教育・公共など幅広い領域に対しさまざまな事業・サービスを展開。2017年1月には、外国人患者と医師のコミュニケーションを助ける遠隔医療通訳サービス「Medi-Way」をリリースした。近年はリモートでのサポート業務にも注力するなど、常にサービスレベル向上に努めている。

マネージドクラウド with AWS選定の理由

  1. 「Vシリーズ」併用でVMware環境をスムーズに移行
  2. 大容量ファイルサーバのみAWS移行でコストを最適化
  3. 1Gbps専用線接続でファイルサーバの高レスポンスを実現

課 題

オンプレシステムが肥大化&老朽化で運用が重荷に

会議や学校教育、はたまた議会や株主総会などで使用される映像・音響、ICTシステムのほか、災害・BCPシステム、運用支援・サポートシステムなど多彩なソリューションを手がける東和エンジニアリングでは、都内にあるサーバルーム内機器のリースアップ(2018年2月の予定)に向け、システムの全面クラウド移行を決断。ビジネスの拡大にともなうシステムの肥大化や、サーバ老朽化によるディスク障害発生、震災を経たDR・BCPへの意識の高まりなどもあり、クラウド移行の流れは必然であった。コスト面についても、リース代以外の設置スペースや電気代、障害対応工数、災害時の復旧費用など“見えないコスト”も含め比較することで、スムーズにトップの理解を得ることができたという。

オンプレミス環境にVMwareの仮想化基盤を全面採用していたため、当初は「vCloud Air」への移行が有力視されたが、VMwareがサービス終了をアナウンスしたことから再検討を迫られていた。そんな中、ソニーネットワークコミュニケーションズのセミナー参加をきっかけに、「マネージドクラウド」導入を本格的に検討することになった。

解 決

AWSとVシリーズの2つのクラウドを統合管理

ソニーネットワークコミュニケーションズのクラウド基盤上でVMware vSphereの専有環境が提供され、スムーズな移行が期待できる「マネージドクラウド with Vシリーズ(以下Vシリーズ)」に主要サーバを移行することにしたが、問題はファイルサーバであった。

同社が手掛ける映像・音響、ICTシステムは現場の設計・施工まで含む案件が多く、CAD設計図など大容量データを保存するため、ファイルサーバの容量が10TB規模にまで膨れ上がっていた。Vシリーズへの移行はコスト的に難があるため、よりコストパフォーマンスに優れるAWSを併用することに。EC2+EBSでファイルサーバを運用することで、ファイル単位でのリストアなどユーザビリティも確保。AWS導入支援サービス「マネージドクラウド with AWS」の利用により、Vシリーズとの統合管理も実現した。

クラウド移行によるレスポンス低下も懸念されたが、ソニーネットワークコミュニケーションズの協力を得てネットワークの速度を検証したところ、従来と遜色ないレスポンスを確認できたことも決め手となった。

データ移行についても、夜間のバッチ処理で2~3ヵ月ほどで滞りなく完了。リースアップを迎える2018年2月でのサーバルーム廃止がいよいよ現実のものとなった。

お客様の声

もともとネットワーク関連をソニーネットワークコミュニケーションズに一任していたこともあり、回線品質などについて一定の信頼感がありました。ファイルサーバのAWS 移行では、専用線接続サービス「DirectConnect」の中で最も高帯域のプラン(1Gbps)を採用したこともあり、10TB近い大容量データをスムーズに移行できました。本格稼働後のレスポンスもオンプレミスの時より若干良くなった印象で満足しています。

お客様のクラウド構成図

Tips:「マネージドクラウド with Vシリーズ」とは?

物理専有型でVMware vSphere環境を提供し、月額従量課金の「マネージドクラウド with AWS」に対し月額固定料金を採用。オンプレミスのVMware仮想環境と全く同じ環境が用意され(互換性要件を満たしている)、仮想マシンのスムーズな移行が可能で、運用管理ノウハウもそのまま引き継ぐことができる。

表はスライドできます

基本サービス仕様
導入サービス ●マネージドクラウド with AWS標準パック
●AWS 導入説明会(オプション)
●導入サポート(オプション、内容詳細は下記の通り)
・EC2インスタンス立ち上げ、サーバ基本設定(Windows)
・NATインスタンス立ち上げ、サーバ基本設定(Amazon Linux)
●Windows 導入サポート(オプション、内容詳細は下記の通り)
・Active Directory移行設定
・WINS設定
・DHCP移行設定
●マネージドクラウドポータル
●マネージドクラウドゲートウェイ(1Gbps帯域)
●Arcserve UDP
AWS利用サービス
EC2
S3
サービス利用開始 2017年8月

2018年2月現在

お電話でのお問い合わせ フリーダイヤル 0120-963-350 9:30〜18:00
(土日祝、年末年始を除く)

この事例に関連する製品

この事例に関連するホワイトペーパー / パンフレット

この事例に関連する
セミナー・イベント

この事例に関連するコラム