サイバーコム株式会社様

移転を機に、「NURO」アクセスへ刷新
課題だったネットワークの輻輳を一気に解消

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課題テーマ

日常的に発生するネットワーク輻輳の解消

ご契約サービス

NUROアクセス 2G

2017年3月の本社オフィス移転を機に、一部拠点を除きインターネット回線を「NUROアクセス スタンダード」に刷新したサイバーコム株式会社。移転前、数年にわたり日常業務に深刻な影響を及ぼしていたネットワークの輻輳(特に、Windows Updateのタイミングで発生する深刻な通信遅延)を、一気に解決することに成功した。

お客様プロフィール

会社名
サイバーコム株式会社様
本社所在地
神奈川県横浜市
設立
1978年12月4日
資本金
39,956万円
従業員数
1,030名(2020年1月現在)
事業内容
ソフトウェア開発事業/サービス事業/ファシリティ事業などを展開
URL
https://www.cy-com.co.jp/
導入前の課題
  1. インターネット回線で日常的に輻輳(ふくそう)が発生。事業者に問い合わせても、設備の要因が大きく解決できない
  2. 大型のWindows Update時には従業員がほぼ業務を行うことが出来ず、社内からのクレーム対応に追われていた
  3. 「必ず輻輳を解消できる」と確証を持てる業者探しに難航していた
導入後の効果
  1. 輻輳を解消し、ストレスのないネットワーク環境を実現
  2. クレーム対応から解放され、リモートワーク制度の適用も実現
  3. 確証をもって、スムーズにネットワーク事業者を変更

ご契約サービス

NUROアクセス 2G

クラウド時代を支えるインフラのスタンダート回線

インタビュー

日常的に輻輳が発生、特にWindows Updateのタイミングで深刻に

コールセンターやビジネスフォンを変革する「Cyber Smart」シリーズ、ネットワーク/サーバー構築や保守・運用、セキュリティ対策など、企業のIT業務改善やビジネス効率化の仕組みを幅広く提供するサイバーコム株式会社。

社内インフラには販売部門のファイルサーバーなど業務サーバーを運用し、このほか、仙台、東京、新潟、刈谷(愛知)、福岡の拠点にもそれぞれ技術部門のファイルサーバーを置くなど、基本的にオンプレミスでシステムを構築・運用。全拠点フルメッシュ型でVPN接続を行うことによって、セキュアな環境を実現している。
当時、同社の課題のひとつに挙がっていたのは「バックアップ」だ。データベースは日次、OSイメージは月次で実施していたが、最も大きなグループウェアのデータベースでは、バックアップファイル群の転送に1週間掛かるなど、ロールバック発生が懸念される状況であった。特にWindows 大型Updateのタイミングで負荷が増大していたという。

サイバーコム株式会社様 事業推進部 情報システム室 室長 阿掛 竜治 氏の画像
サイバーコム株式会社様
事業推進部 情報システム室
室長 阿掛 竜治 氏

「ネットワーク事業者に相談しましたが、あっさり『通信のトラフィックに対して、設備の拡充が追い付いていない』と言われました。特に、私どもが本社を構える横浜湾岸エリアは輻輳が酷いらしく、手の打ちようがない様子でした」と語るのは、同社 事業推進部 情報システム室 室長の阿掛 竜治 氏だ。

ネットワークの輻輳は、特にWindows大型Updateのタイミングで悪化していた。全社で一斉に更新を行うことも影響し、拠点間のオンライン会議などでも音声の遅延が頻繁に発生するなど、あらゆる業務に影響を及ぼしていたという。
「情報システム室では現在、私を含め7名のメンバーで、全社のシステム(共用業務サーバー)とネットワークインフラ全般を統括管理しています。しかし当時は、今よりも少ないメンバーで、他部署からの問い合わせや輻輳状況の確認に追われることが多い状況でした」(阿掛氏)

本社移転を機に、
“輻輳解消“を最優先に「NUROアクセス スタンダード」へ移行

急増するトラフィックに対して、ネットワーク事業者の設備が追い付かず日常的に輻輳が発生している以上、ネットワーク事業者の切り替えを検討するほかない。しかし切り替えとなると、グローバルIPの変更などビジネスへの影響も大きいことからも二の足を踏んでいた。
そうした中で持ち上がったのが、本社ビルの移転計画であった。
「事業の拡大と経営の効率化、そして本社機能を含む間接部門の強化に向けて本社移転が決まった際、『思い切ってネットワーク事業者を切り替えて、一気に諸課題を解決してしまおう!』ということになりました」(阿掛氏)

移転前の重要業務であった「インターネット回線業者の再検討」について、阿掛氏は次のように振り返っている。
「今回、他社のインターネット回線も一応検討しました。しかし『NUROアクセス タンダード』が圧倒的にリーズナブルであったことや、『ベストエフォート型』が多い他社サービスに対して『帯域確保型(最低10Mbps)』でSLA(稼働率99.9%)付きといった魅力、そして様々な実績情報をもとに、迷わず決定しました」(阿掛氏)

利用端末台数が増えたにも関わらず、輻輳が解消

2017年3月、横浜本社の移転を機に本社および、東京オフィス、刈谷オフィスのインターネット回線を「NUROアクセス スタンダード」に切り替えた同社(サービスエリア外の仙台オフィス、新潟オフィス、福岡オフィスについては地元のネットワーク事業者のサービスを利用)。
現在、当時に比べ接続端末数が数倍規模に膨れ上がっているにもかかわらず、あれほど酷かったネットワークの輻輳が嘘のように無くなるなど、快適なネットワーク環境を実現している。

「比較検討し、導入を見送った方のサービスは全拠点に対応していました。しかし輻輳を解消できる確証が持てず、本末転倒になってしまう恐れがありました。
『NUROアクセス』については、まず横浜本社の業務サーバー利用での輻輳解消を目指して優先的に導入しました。
当時、導入、Windows Updateのタイミングにおいても、ファイルサーバーへのアクセスが非常にスムーズになりましたし、バックアップについても、大幅に時間短縮ができるようになりました。
サービスエリア外のバックアップ先拠点も『NUROアクセス』になれば、今度は1日掛からないようになるのでは…と、今から期待を膨らませています」(阿掛氏)

いち早いサービスエリア拡大による、サポート一元化とコスト最適化を切望

同社ではお客様オフィスへの常駐に加え、働き方改革の一環でリモートワークを推進し始めたという背景も相まって、社外とのWeb会議など今後もインターネットの利用拡大が予想される。その上で、安定的で快適なネットワークインフラは欠かせない重要な資源だ。
「NUROアクセス スタンダード」を導入したことで、情報システム室の7名も社内対応に追われることが無くなり、新たな社内サービスの展開に注力することができた。また現在は、ほぼリモートワークを実現しているという。
リモートワーク環境は、自社プロダクトのクラウドVPNサービス「楽々セキュアコネクト」を全社利用し、またスマートフォンをオフィスの内線電話として利用できる「CyberPhone」、オフィスのフリーアドレス化や可視化に役立つ「Cyber Position Navi」など活用して素早い対応で実現している。

「楽々セキュアコネクト」の画像
「楽々セキュアコネクト」
既存の通信キャリアや通信装置の変更が不要で、専用装置を設置するだけで簡単・安全に利用できるクラウドVPNサービス。
テレワークを簡単に実現。
https://rakuraku-s.jp/
「Cyber Position Navi」の画像
「Cyber Position Navi」
スマートフォンとビーコン(近距離無線通信を利用した位置特定技術)を活用し、屋外だけでなく屋内の位置情報も把握し、あらゆるモノの可視化を実現し業務の効率化を行うクラウド型のサービス。
https://posinavi.jp/

「エリアの関係もあり、今回のタイミングでは残念ながら全拠点で導入できませんでしたが、少しでも早くサービスエリアを拡大していただき、ワンストップ化が図れることが理想です。特に地方はインターネット回線のサービス料金が割高で、一部エリアでは、現状『NUROアクセス スタンダード』の 4倍近いコストが掛かっています。NUROのサービス展開が、業務効率の改善だけではなく、コスト最適化にも繋がることを期待しています」(阿掛氏)

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