回線とVPNサービスを同時に導入 効果は100倍以上!?
株式会社アップルワールド様
旅行・宿泊・飲食 ネットワークを見直したい 50-100名
- 課題テーマ
-
コスト削減
セキュリティ
- ご契約サービス
お客様プロフィール
- 会社名
- 株式会社アップルワールド様
- 本社所在地
- 東京都文京区関口
- 設立
- 1991年12月
- 資本金
- 2億円
- 導入前の課題
-
- 通信回線のコストが割高
- Windows Updateやウイルスソフトの更新が行われるたびに、回線速度が遅くなる
- 上下とも10Mbpsという回線の帯域に不安を感じる
- 導入後の効果
-
- 通信費用の大幅な削減と回線パフォーマンスの向上が同時に実現
- Windows Update時なども回線速度の低下は起こらず、”遅くなるかもしれない”という不安から解放
- 将来の事業展開に向けて、回線の帯域を十分確保できた
- マネージドタイプのVPNサービスを低リスクで導入できた
ご契約サービス
- NUROアクセス 2G
-
クラウド時代を支えるインフラのスタンダート回線
- マネージドL3VPN
-
高セキュアな拠点間インターネットVPN (レイヤー3VPN)接続を安価に実現
インタビュー
設備はいいものの運用コストが高い回線に課題
海外ホテルの予約・クチコミサイトとして人気の高い「アップルワールド」。同サイトを運営するアップルワールドは、海外ホテル取扱店として国内最大手企業であり、旅行代理店への卸販売も行っている。アップルワールドは従来、データセンターのネットワーク・バックボーン、そしてデータセンターと本社オフィスを結ぶ通信回線も他社サービスを利用していた。「設備はいいものの非常に運用コストが高く、常にコスト削減を意識している担当としては看過できるものではなくなっていた」。アップルワールド 取締役システム部長の雙木 好美氏はこう話す。
また、利用していた回線は上り下りとも10Mbpsの速度しかなく、本社のPCでWindows Updateが一斉に行われたり、アンチウィルスソフトのエンジンが更新されたりする場合など、帯域を圧迫し、そのたびにネットワークの通信速度が遅くなるといった課題も生じていた。
さらに将来、ビジネスを発展させていくことを考えると、従来の通信回線では帯域が不足する心配もあった。
NUROアクセスとマネージドL3VPNで高速かつ、高セキュア環境に
こうした課題を解決するため、より広帯域な通信回線を探しているときにソニービズネットワークスから新サービス「NUROアクセス」がリリースされた。2013年4月のことだ。「下り最大2Gbpsのスピードを持ちながら、従来の通信回線と一桁違う安価な料金設定に興味を持った」と雙木氏は言う。
だが当時、ソニービズネットワークスはVPNサービスを用意していなかったため、その時点での導入は見送った。同年6月、「NUROセキュリティ マネージドL3VPN」のサービス提供が始まると同時にNUROアクセス スタンダードとNUROセキュリティマネージドL3VPNを採用してネットワークを刷新。運用コストは従来の半分になり、課題であった回線の大幅なコストダウンに成功した。
実は、NUROアクセス スタンダードとマネージドL3VPNを採用する前に、ほかの通信キャリア系のサービスを検討したものの、コスト面で折り合いがつかなかった。そのためNTT東日本の「Bフレッツ」を利用して、自社でルータを用意してVPNを張ることも検討した。「だがその場合、トラブルが生じるとすべて自社で解決しなければならず、運用担当者としてそのリスクは負えなかった」と雙木氏は話す。
また、2009年には利用していたデータセンターを別の事業者のものに変え、その際、データセンターからインターネットにつなぐバックボーンも新しいデータセンター事業者のものを採用し、コストダウンを実現していた。2012年にはそれまで本社オフィスに合ったサーバ類もすべてデータセンターに移動させた。それゆえ回線刷新によるコストダウンは、アップルワールドにとって「宿願を果たした」とも言える出来事だったのだ。
開通時の実測は500Mbps以上 コストは半減
NUROアクセス スタンダードの導入により、本社のPCでWindows Updateが一斉に行われたり、アンチウィルスソフトのエンジンが更新されたりする場合など、ネットワークの速度が遅くなるといった課題も解決した。通信速度も開通時の実測で500Mbps以上の速度があり、従来の回線の10Mbpsを大幅に上回ったのだ。
また、NUROセキュリティ マネージドL3VPNで利用されるファイアウォールは、バリオセキュアの「VSRシリーズ」であるが、これはアップルワールドがデータセンターを活用するにあたり十数年来利用してきた機器だった。 「そのため、NUROセキュリティマネージドL3VPNを採用するに当たって、パフォーマンスや運用の心配はほとんどなかった。アップルワールドが利用するファイアウォールがVSRシリーズに統一され、設定が楽に行えるようになるという副次的な効果もあった」と雙木氏は言う。
アップルワールドは自社サイトを開発、運営するインターネット企業でもある。将来的に広帯域を必要とするサービスを提供することは十分に考えられる。この点においても従来の回線では不安があったが、NUROアクセス スタンダードの導入でそれは一気に解消した。「NUROアクセス スタンダードの導入によってコストは半減し、スピードは10Mbpsから500Mbpsになったので、単純計算してコストパフォーマンスは100倍向上した。回線速度が落ちるという不安からも解消されたので、導入効果は100倍以上だと言える」。雙木氏はこう話して笑を見せる。
データセンターのバックボーン用回線への採用も検討中
「将来的には、データセンターからインターネットにつなぐバックボーンにもNUROアクセスを採用することを検討していきたい。だが、現在はNUROアクセス スタンダードとNUROセキュリティ マネージドL3VPNを導入してまだ数カ月しか経っておらず、もう少し様子を見てからになるだろう」。雙木氏はこう話し、NURO Bizへの期待が大きいことをのぞかせた。
NUROアクセス スタンダードとNUROセキュリティ マネージドL3VPNの導入で、より早く、よりセキュアなネットワークを手にしたアップルワールド。業界最大手の事業を持つ同社が今後、どんなビジネスを展開していくのか期待される。
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