インターネット回線の遅延で、日々の業務に支障。
NUROアクセスで事業の急成長を支える環境を整備
大和財託株式会社様
金融 ネットワークを見直したい 50-100名
- 課題テーマ
-
回線のパフォーマンス改善
- ご契約サービス
お客様プロフィール
- 会社名
- 大和財託株式会社様
- 本社所在地
- 大阪府大阪市
- 設立
- 平成25年7月1日
- 資本金
- 1億円
- 従業員数
- 55名(2020年7月現在)
- 事業内容
- 収益不動産を活用した資産運用コンサルティング事業。不動産開発・再生・建築、賃貸管理、不動産小口化・証券化など
- 導入前の課題
-
- インターネット回線が遅延し、Windows Updateやクラウド利用に支障が出ていた
- プロバイダの障害が続くなど、安定性に課題があった
- 東京拠点開設に向け、拠点間ネットワークを含めた整備が必要に
- 導入後の効果
-
- インターネット回線の速度が改善し、業務も快適に
- SLA 99.9%の安定したネットワーク環境を実現
- 拠点間ネットワークの整備により、テレワークにもスムーズに移行
インタビュー
テクノロジーを活用し、これまでにない不動産投資サービスに挑戦
“資産運用をすべての人に提供する”ことを目指す大和財託株式会社では、収益不動産をメインツールとした資産運用コンサルティングを中核に、オーダーメイド型資産運用サービス「人生あんしん計画」「企業未来戦略」「やまとの土地活用」などさまざまなサービスを展開。本社を構える関西を中心にサービス会員を5,000名まで増やし、2019年5月には東京支店を開設、全国規模へとビジネスを拡大している。2019年12月には、不動産×テクノロジーの組み合わせによる“オンライン小口不動産投資”ともいうべき、これまでに無い不動産投資サービスをリリース。不動産業界においてインターネット時代にふさわしいビジネスに挑戦する異色の存在だ。
業務システムのクラウド移行や、Microsoft 365/SalesforceといったSaaS利用など、テクノロジーを積極的に活用する同社。紙中心の文化が根強い不動産業において、契約書など文書の電子化にも積極的に取り組んでいる。しかし、従業員が増え、電子化にともなう通信トラフィックも急増する中、インターネット回線の帯域不足や障害発生など、安定性・信頼性の欠如といった課題が顕在化。看過できないレベルに達していた。
「会社設立時にISP経由で家庭用の光回線を契約したままきていましたが、従業員数とともに接続端末が増えたこともあり、お昼や夕方などインターネットが込み合う時間帯に速度が低下。現場からは不満の声が上がっていました」と語るのは、実質2名で業務システムや機器類の運用管理を担う管理部 IT戦略室 チーフの森本 優氏だ。
特に定期的なWindows Updateの際は帯域が逼迫。極端に速度が低下し、クラウドサービスがほぼ使えない状態に陥っていた。また賃貸管理系の業務システムやファイルサーバは社内に設置し、一部の社員が社外からリモートアクセスして利用していたが、こちらもネットワーク遅延により必要なファイルを取得できないなどのトラブルが発生。このほか、契約していたISPのサービスの障害が続いたこともあり、帯域不足と並び問題となっていた。
「障害によりインターネットが使えなくなると、復旧の見通しなど状況をメンバーに連絡することすらできません。スピードだけでなく安定性・信頼性においても、急拡大するビジネスに応える回線へのリプレイスが求められていました」(森本氏)
驚きのコストパフォーマンスでビジネススペックを実現できることが決め手に
そこで、インターネット回線のリプレイスを本格的に検討しはじめた同社。なかでも有力な候補として注目していたのが「NUROアクセス スタンダード」だった。
「実は、自宅で利用している『NURO光』の満足度が高かったことから、法人向けの『NURO Biz』も気になっていたところでした。当社が求める条件・スペックとなると、少なくとも5~10万円くらいはするだろう……と考えながら数社のインターネット回線を比較したのですが、その中で『NUROアクセス』の月額18,500円という価格には衝撃を受けました」(森本氏)
同社としては、何より重視していた速度と安定性に加え、固定IPアドレスが利用できることも要件であった。これらすべてをクリアしたうえで、低コストで導入できることが「NUROアクセス」へのリプレイスの決め手となった。日常業務に支障が出ている状況について、経営層からは早急な解決を求められていたが、2カ月ほどの期間でスピード導入できたという。
「NUROアクセス スタンダード」へのリプレイスによって、既存のルータ環境においても200Mbps前後を計測。その後ルータも刷新したことで、400~500Mbpsまで速度向上を果たしている(いずれもWi-Fi接続の計測値)。
「リプレイス後は、現場から不満の声を聞くこともなくなりました。Windows Updateについても特に制御はかけていませんが、いまのところまったく問題ありません」(森本氏)
拠点間コミュニケーションにも効果を発揮、全社テレワークも実現
以前からルータのリモートアクセス機能を利用して、一部社員がテレワークを行っていた同社。東京支店開設にあたり、大阪本社のルータもリプレイスを行い、双方のルータ間でVPNを構築。東京支店から大阪本社への業務システム・ファイルサーバへのアクセスも、ストレスなくセキュアに実現している。
「東京支店ではこれまで、入居しているシェアオフィスの回線を利用していました。2020年9月に自前のオフィスを開設するにあたって、当然『NUROアクセス スタンダード』の導入を提案しましたし、大阪本社での大きな改善効果は印象的でしたので、あっさり承認されました」(森本氏)
新型コロナウイルスの影響を受け、2020年4月に急遽テレワークを導入した際には、リモートアクセス用のアカウントを全社員分用意することで、短期間で全社テレワーク移行を実現。あわせて、出社しなければできない業務の見直しをおこなうなど、長期的な取り組みも進めている。
「今回の経験を経て、会社として今後もテレワークの継続を認める方向で制度や運用の見直しを進めています。9月に開設予定の東京支店のオフィスも、全員分のデスクを並べる従来型ではなく、在宅勤務を前提としたフリーアドレスのレイアウトに変更しました」(森本氏)
時代を先取りしたクラウドファンディングの基盤にAWSを採用するなど、クラウドシフトを進める同社。今後はさらに、会計システムや人事システムなどオンプレミスのクラウド移行を進める計画だ。
「今やネットワークは、企業活動に欠かせない重要なライフラインのひとつです。高品質ネットワークを低コストで提供する『NUROアクセス』は、テレワークやクラウド利用を進める私たちにとって今後も欠かせない存在です」(森本氏)
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