Wi-Fi通信速度が30Mbps⇒500Mbpsに
事業成長に伴う環境改善を「NUROアクセス 10G」が支援
エムディー株式会社様
ビジネスサービス その他 ネットワークを見直したい 50名以下
- 課題テーマ
-
Web会議のトラブル解消
- ご契約サービス
お客様プロフィール
- 会社名
- エムディー株式会社
- 本社所在地
- 東京都港区
- 設立
- 2018年10月
- 資本金
- 5,000万円
- 従業員数
- 41名(2024年9月現在)
- 事業内容
- 医師、歯科医師のための開業コンサルティング事業のほか、開業後の経営コンサルティング事業、AIを使って出店戦略を支援する事業など
- 導入前の課題
-
- コロナ禍でWeb会議が増加したなか、通信環境が不安定で接続トラブルが頻発していた
- M&Aや採用強化で従業員数および通信量が急増し、常時安定した通信環境の実現が急務だった
- 導入後の効果
-
- 「NUROアクセス 10G」へのリプレイスで通信環境が改善し、サービス品質にかかわるトラブルを解消
- 今後の従業員数の増加を見越し、より安定性の高いネットワーク環境を構築することができた
インタビュー
コロナ禍でWeb会議が急増し、帯域不足によるトラブルが頻発
「開業物件選び」および「資金調達」を強みとし、全国各地に300クリニック以上の開業実績をもつエムディー。2018年の設立以来、同社が持つ”不動産立地に関するノウハウ”を医療領域で活用する形で急成長を遂げてきた。
主力の開業コンサルティングサービスは当初、全国津々浦々へ出向いて医師・歯科医師と対面で実施するスタイルだったが、コロナ禍で状況が一変。感染対策を最優先して、リモートでの打ち合わせが基本となった。
多忙な医師との面談がオンラインになったことで、時間効率の面で大きなメリットを得たように思えた同社。しかし実際には、これまでなかった問題が頻発する事態になったという。
「毎日かなりの頻度で、多い日は3~4本ほどのWeb会議が同時開催されるようになった結果、Web会議の音声や映像のトラブルが発生するようになりました。音声の乱れや画面のフリーズが原因で、多忙な医師と満足な面談ができない状況が続き、今後の事業拡大において通信環境の改善が課題でした」と語るのは、AIデジタル戦略事業部 事業部長の松野 史哉氏だ。
当時同社が導入していたコンシューマー向けインターネット回線(1Gbps/ベストエフォート)は、元々事務作業のみを想定して用意されたものだった。通信速度はLAN(有線)接続で120~130Mbps、Wi-Fi(無線)接続では20~30Mbps程度で、朝や夕方などの時間帯にはさらに低下することも多かったという。
オフィス移転をきっかけに通信環境を見直し
新しい働き方を支える基盤として「NUROアクセス 10G」を導入
同社が抱えていた課題はこれだけではない。2023年末にベンチャー企業をM&Aし、事業の多角化に踏み切ったことでさらに従業員数が増加。現状のオフィスでは執務スペース、会議スペースともに不足が懸念された。
この状況を踏まえ2024年4月、同社はオフィスの移転を実施。フロア面積を2倍以上に拡張すると同時に、新しい働き方に合わせ2つの改善を行うことを決定した。
1つ目はオフィスレイアウトだ。コロナ禍で顕在化した「会議室不足」という問題を解決するだけでなく、作業スペースやリフレッシュスペースなどの増設を行った。また2つ目は通信環境だ。従来のコンシューマー向け回線ではスペックが不足することが想定され、回線を含めた通信設備の強化に踏み切った。
「M&Aによって従業員が増えたのですが、そのうちの大半を占めるエンジニアは在宅勤務がメインです。彼らはオフィスの従業員と終日Web会議をつなぎっぱなしにすることが多く、オフィス側のさらなるトラフィック増が懸念されていました。また、業容拡大に向けこの先採用を強化する計画もあり、このタイミングでネットワーク環境を改善するのがちょうどよい、という意見でまとまりました」(松野氏)
インターネット回線のリプレイスにあたっては、「NUROアクセス 10G」のほか、他社の法人向け10Gサービス(ベストエフォート)を比較検討。その結果、公平制御機能により輻輳発生のリスクが低く、10Mbpsの帯域確保機能も付いているためより安定した通信が期待できる点などを評価し、「NUROアクセス 10G」へのリプレイスを決めたという。
Wi-Fi接続で通信速度が30Mbps⇒500Mbpsに
Web会議トラブルも解消し、ストレスフリーなオフィス環境を実現
新オフィスでは「NUROアクセス 10G」の導入にあわせ、10G対応のルータやメインスイッチを導入するなど、ネットワーク機器を全面的に刷新。1G対応のフロアスイッチに有線接続した状態で860Mbps、Wi-Fに接続した状態でも400~500Mbpsを計測するなど、大幅な高速化を果たした。
「どこまで改善できるかは正直半信半疑だったので、元々はすべてのスペースに有線接続用のLAN端子を用意しました。実際の結果を受けてその必要性はないと判断し、今はほとんどのエリアでWi-Fi接続がメインになっています」(松野氏)
旧オフィスにおける悩みの種だった医師とのオンライン面談、そして在宅エンジニアとの終日のWeb会議接続についても「NUROアクセス 10G」導入以降はトラブルが解消。同社はオフィス移転によって、大幅な環境改善、ひいてはサービス品質の向上に成功したという。
業界屈指のノウハウ×店舗開発AIで、さらなるシェア拡大を目指す
今後もコンサルティング事業・DX開発事業の拡大に向けさまざまな取り組みを進めていく方針の同社。この先さらに、ネットワークの安定性は事業に欠かせない要点になるという。
「毎年国内では約5,000のクリニックが開業しており、弊社ならではの集患力(≓収益力)にこだわった立地提案でシェアを伸ばしていきたいと考えています。弊社が持つノウハウは『勘や経験』という表現が近いものでしたが、これらをデータで裏付けることができる新サービス『gleasin』は、すでに多くの業界でお客様に活用いただいており、弊社も非常に期待しているサービスです。お客様が社内会議や上申の際に『この出店/開業計画のエビデンスはgleasinです』と話せば共通理解を得られる存在になるよう、認知拡大を進めたいと考えています。また事業の成長に伴って、今後もトラフィックの増加が見込まれていますので、NURO Bizには引き続き高速で安定したネットワークサービスの提供を期待しています。」(松野氏)
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