株式会社シエルシステム様

システム開発だけでなく、クラウド・ネットワークまで
ワンストップで提供できる体制を実現

株式会社シエルシステム様

AWSの活用・環境構築がしたい

お客様プロフィール

会社名
株式会社シエルシステム
本社所在地
長野県松本市中央1-15-7 ハネサム松本9F
設立
2014年8月
従業員数
158人(2023年4月1日現在)
事業内容
情報通信業
URL
https://www.cielsystem.co.jp/

ご契約サービス

マネージドクラウド with AWS

はじめてのAWSから 一歩進んだ活用までトータルサポート

大手IT企業に従事していた技術者が設立し、システムインテグレーション、エンベデッド開発、ソリューションビジネスの3つの柱で事業を展開。高いIT技術力と豊かな発想で、顧客企業が抱える課題を解決し、事業成長を支援する。本社(長野県松本市)のほか、全国5拠点を構え、地域ごとのニーズにあわせた提案で、顧客のニーズに応える。

お話をお伺いした方

株式会社シエルシステム 営業部 部長 兼 首都圏システム部 副部長 篠原 一弘氏

システム開発を主軸とするなか、クラウド・ネットワークが課題に

長野県松本市に本社を構えるシエルシステムは、システムインテグレータとしてコンサルティングから設計・開発・運用までシステムのライフサイクル全体をカバーする。製造業を中心に中小企業の顧客も多く、高い技術力に裏付けられた顧客に寄り添う提案が高く評価されている。
これまで同社はシステム開発を主軸とし、顧客が用意した環境にシステムを構築するスタイルをとってきた。「弊社の顧客は今もオンプレミスが中心ではありますが、少しずつAWSなどのクラウドを検討するケースが出てきています。これまではシステム開発とインフラは別のものと考えていましたが、クラウド化されると、ネットワークやインフラも深く関わってきます。お客さまのなかでも大きな課題となっていました(篠原氏)」

営業部 部長 兼 首都圏システム部 副部長 篠原 一弘 氏
営業部 部長 兼 首都圏システム部 副部長 篠原 一弘 氏

特に問題となるのが、トラブル時の対応だ。システムが使えなくなったときに、どこに原因があるのか、顧客自身で一次切り分けをしなければならないが、どこがおかしいか分からない、と相談を受けることもあった。「私たちも同じ事情で課題を感じていました。お客さまのシステムを運用する際に、インターネット回線、セキュリティ機器、クラウドとそれぞれ別に問い合わせしなければならないのは、かなりの負担です(篠原氏)」
あるとき、既存顧客の相談を受けるなかで、ネットワーク機器(ファイアウォール)が老朽化し、更改を検討しているという話を聞いた。さらに、オンプレミスのサーバを一部AWSに移行したものの使いこなせない……という悩みも見えてきた。「これまでインフラも含めて再構築を提案するケースは少なかったのですが、これを機にネットワークからクラウドまでワンストップで対応できる体制を整えてもよいのではないかと考えたのです(篠原氏)」

ソニービズネットワークスの顧客に寄り添う姿勢を評価

そこで問い合わせしたのが、ソニービズネットワークスだった。以前、高速インターネット回線「NURO アクセス」の提案をおこなう際に問い合わせしており、AWS導入支援もおこなっていることを知っていた。「ネットワークなどの“足回り”からAWSまでまとめて頼めるのではという期待があり、まずはAWSについて問い合わせたのですが、すぐに連絡がありました(篠原氏)」今回の顧客は長野県に拠点があり、NURO アクセスは対応エリア外となる。ネットワークは難しいかもしれないと懸念していたが、「エリア外だから」で終わることなく、そのほかのネットワークサービスを組み合わせた提案があった。「他社はインターネット回線だけ、やってもセキュリティ機器までなど、ネットワークしかやらないケースが多く、ワンストップでAWSまで対応してもらえるのはソニービズネットワークスだけでした。また、弊社の顧客に多い中小の製造業は困りごとを多く抱えていますが、ソニービズネットワークスと実際にやり取りをして、しっかり寄り添ってもらえると感じ、お客さまにも自信を持って提案できると感じました(篠原氏)」

ネットワークからAWSまで、課題を一気に解決できる

ファイアウォール老朽化以外にもネットワークの課題はあった。リモートワーク時はVPNで本社を経由して、インターネットに接続する構成だったが、リモートでの作業が増えるなかで、本社がボトルネックになっていた。VPNのトラブルでシステムにアクセスできなくなったこともあったという。また、顧客自身でAWSを使い始めていたが、社内にノウハウがなく不安を抱えていた。
ソニービズネットワークスの提案では、クラウドゲートウェイを介すことで、拠点・リモートからも直接インターネットに接続できる。さらに、AWSに詳しいエンジニアが専任担当となり、サポートを受けられる。

「お客さま自身で試行錯誤しながらAWSを使っていましたが、EC2インスタンスへの外部からのアクセスなど、基本的なセキュリティ設定も手探りの状態で、専任のエンジニアからアドバイスを受けることで、理解が進んだと聞いています。また、ソニービズネットワークスが独自に提供する管理ツール『クラウドポータル』も魅力でした。AWSのマネジメントコンソールは使い慣れないとなかなかハードルが高いものです。EC2インスタンスの起動停止などもクラウドポータルなら簡単に自動化できます(篠原氏)」AWSのサービスを組み合わせて、顧客に作り込んでもらうのは無理がある。シエルシステムが相談を受けて調査・実装することは可能だが、インスタンスが増えるたびに対処するとなると、双方にとって負担だ。「この点もお客さま自身でできるようになる、というのは大きなメリットでした。ネットワーク機器の入れ替えだけを検討していたのに、別の課題であるAWSまで一気に解決すると、お客さまの担当者にはかなり喜んでいただきました(篠原氏)」

顧客提案にも同席し、顧客からの信頼につながった

最終的に、顧客経営陣に提案する際は、ソニービズネットワークスの営業担当も同席。当初はネットワーク更改のみを予定していたため、顧客が依頼した他社の見積もりはネットワーク機器の費用のみ。AWSまで含めた提案は、かなり高額に見えてしまう。「先方も最初はコストを気にされていましたが、利便性が上がること、トラブルで使えないなどのリスクを最小化できることなどをきちんと説明したところ、即決いただけました。弊社はあくまでコンサルティング的な立場で、ソニービズネットワークスのサービスを紹介する形です。ソニービズネットワークスの営業担当が提案の場に同席したことで、お客さまにも信頼いただける体制を提示できたように思います(篠原氏)」

システム開発だけでなく、「インフラまでワンストップで対応できる」理想が実現可能に

今回提案した顧客は、無事に導入が完了し、安定して稼働している。オンプレミスからクラウドへの移行はこの10年ほどで大きく進んだが、クラウド移行に踏み切れない中小企業も少なくない。シエルシステムでも顧客に成功体験を積んでもらえるよう支援しているが、同社は「どうすればクラウドでもシステムが同じように動くか」「より業務で使いやすいシステムになるか」といったシステムの領域が専門だ。ソニービズネットワークスとのパートナーシップにより、これからの時代、システムとは切っても切れないクラウドとネットワークの問題を一気に解決できたメリットは大きい。
「地方企業への提案にも足を運んでくれるフットワークのよさに加え、お客さまの立場に立っていろいろと考えてくれる点は信頼できます。また、システム開発だけでなく、クラウドやネットワークといったインフラ面まで自分たちでワンストップ化したいという自分たちの将来像を実現できると感じた点も、パートナーとして選ぶ決め手となりました。今後は、クラウドやネットワークまで含めた提案を増やしていければと思います(篠原氏)」

2024年6月現在

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(土日祝、年末年始を除く)

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