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多拠点間での拠点間通信を行う必要がある企業では、多くの場合「VPN(Virtual Private Network)」通信を活用しています。拠点間通信で「VPN」を導入すると、インターネットを経由する通信でも暗号化され、セキュリティ強化に役立ちます。
ただし、「VPN」を導入するにはメリットだけでなくデメリットもあるので注意が必要です。この記事では、自社の目的に合ったVPNを選ぶために知っておきたい注意点を解説します。

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VPN接続の仕組みとは?

「VPN(Virtual Private Network)」とは、第三者による情報の盗み見や改ざんを防ぐための技術のことで、「仮想専用線」という意味があります。インターネットを使用した通信でも、通信の暗号化を行うことで、重要な情報をやり取りする際に、第三者による盗み見や改ざんといった脅威から守る事ができます。

「VPN」を利用することで、「トンネリング」によりデータの送信者と受信者の間に仮想の専用ネットワークが構築されます。この仮想ネットワークを介して通信を行うことで、通信内容が暗号化され、データの盗聴・改ざんは困難になります。

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VPNの3つのデメリット

「VPN」は安全な通信環境を整えて、安心して拠点間通信が行える技術です。しかし、導入前には3つのデメリットがあることを知っておきましょう。

1 情報漏えいリスクはゼロとはいえない

「VPN」を導入したからといって、情報漏えいリスクゼロが保証されるのではありません。
2009年に大手NIerのVPNサービスがウイルス感染した事例も記憶に新しいです。

「VPN」には様々な種類があり、セキュリティのレベルはそれぞれ異なります。また「VPN」の初期設定を誤ると情報漏えいのリスクが高まるので注意が必要です。

2 VPNは通信速度が遅いこともある

理由は主に2つあります。
「VPN」を使用する際、情報の盗み見や改ざんを防ぐために暗号化と復号化がVPNルーターで行われますが、その時に遅延時間が発生し通信速度が低下する傾向があります。2つ目には暗号化によるパケットのヘッダーサイズの肥大化です。「VPN」による暗号化により、パケットに占められるデータ本体のサイズが小さくなり、通常のインターネット接続と比較して、多くのパケットを送受信しなければならず、通信が遅いと感じることがあります。

3 高機能ではあるがコストが高いケースもある

「VPN」は製品・サービスによって機能性が異なり、高機能のサービスはコストが高くなるので注意しましょう。高機能でも使用しなければ意味がないので、自社で導入する前に必要な予算を決めておく必要があります。

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VPNの3つのメリット

自社の目的と予算に合わせたVPNサービスを選ぶと、通信内容が暗号化され、安全な通信ができます。ここからは、「VPN」のメリットをご紹介します。

1 安全な通信環境

「VPN」はトンネリング技術や通信情報の暗号化により安全なデータ通信ができます。暗号化機能は通信内容が盗み見から守り、通信の安全性が高まります。

2 どこからでもアクセスできる

リモートVPNを利用すれば、インターネットに接続できる環境なら、どこからでもVPN接続が可能です。外出先や海外に拠点からも安全に社内サーバーにアクセスできます。安全かつ拠点に囚われることなくネットワークを構築できることもメリットの一つです。
また、ノートパソコンやモバイル端末からもアクセスできるので在宅勤務で自宅などから社内ネットワークにアクセスする際にも、通信が暗号化されます。

3 基本的には運用コストが安い

専用線と比較して「VPN」は低コストで通信が可能です。仮想ネットワークを利用するため、初期費用とランニングコストを抑えられます。

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VPNのデメリットを解消するには?

「VPN」は無料・有料に関わらず、提供元が信頼できるサービスか確認することが大切です。

無料の「VPN」は通信速度が遅く、ユーザーのウェブトラフィックが流出した事例もあります。「VPN」にも関わらず適切に暗号化されず、情報漏えいのリスクがあるため、企業での利用はおすすめできません。

また国をまたいで「VPN」を使用する場合、サービスによって接続先として選べる国が異なります。国内で提供されているサービスは当然、日本を選択することができますが、その他の接続先一覧表もチェックしておきましょう。

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まとめ

VPN接続を取り入れることは、専用線と比較して低コストであることと、通信の安全性が確保されるメリットです。

近年は、自由な働き方が導入され、リモートワークをしている方にも役立つサービスです。ただし、サービスの選び方によってはコストが増えてしまったり、セキュリティレベルに満足できない場合もあります。

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