アクセス回線の見直しでVPNスループットが飛躍的に向上
株式会社ウイルプラスホールディングス様
小売・消費財・食品 ネットワークを見直したい 100-500名
- 課題テーマ
-
コスト削減
セキュリティ
通信速度
- ご契約サービス
お客様プロフィール
- 会社名
- 株式会社ウイルプラスホールディングス様
- 本社所在地
- 東京都大田区南千束
- 設立
- 2007年10月25日
- 資本金
- 167,288,544円(2014年12月現在)
- 導入前の課題
-
- 契約しているインターネット回線のスループットが低く、不満があった。
- 東京本社と大阪データセンター間のデータ転送に時間がかかっており、業務に支障がでていた。
- 各店舗で車体の画像や書類のスキャンデータを利用するなど、トラフィックが増加していた。
- 導入後の効果
-
- 「NUROアクセス スタンダード」を導入したことにより、高速かつスループットが安定し、快適なインターネット接続とVPN環境を構築できた。
- データセンターを大阪から北海道に移し、基幹サーバとの物理的な距離が長くなったが、その影響を体感させない。
ご契約サービス
- NUROアクセス 2G
-
クラウド時代を支えるインフラのスタンダート回線
- Fライン
-
フレッツ回線を利用する 法人向けプロバイダサービス
インタビュー
VPNスループットの低さに悩む
輸入車の正規販売代理店として、フィアット・アルファ ロメオ・アバルト、クライスラー・ジープにおける全国トップクラスのシェアを持つウイルプラスホールディングス。 輸入車販売網を計8ブランド有しており、首都圏および九州に30の店舗や拠点を構えている。
同社ではこれまで、東京本社と大阪のデータセンターを中心にして、各店舗や拠点を接続するインターネットVPN網を組んでおり、足回りに下り最大1Gbpsのベストエフォート型回線を利用していた。しかし同社が望んでいるような通信速度はまったく出ていなかったという。「VPNスループットを計測すると10Mbps程度。 本社からデータセンターへ仮想マシンのデータをコピーするのにも膨大な時間がかかり、ネットワーク管理者としては大きな悩みだった」と、 ウイルプラスホールディングス 情報システム担当のA氏は振り返る。
パフォーマンスもコストも満足できる回線を検討
回線サービスとVPNルーターのそれぞれのサポート窓口にお問い合わせをしたが、現状を改善できる糸口は見つけられなかった。そこでインターネット接続サービスの変更を検討することへと舵を切った同社。何社かの提案を受けたが、どれも同社の要求を満足させるものではなかった。「高い品質を求めることは当然だが、コストも重要な要素。例えばある事業者は、100Mbpsの帯域保証を謳っていたが、当社が想定しているコストよりはるかに高いものだった。 また他の事業者の提案は、全拠点の回線を一度に引き直す必要があった。」(A氏)。
このような状況の中で同社が採用したのが、ソニービズネットワークスの『NUROアクセス』。 最後発の通信キャリアだったが、「下り最大2Gbps」「最低10Mbps帯域確保」といったサービススペックと、コストの低さが決め手となった。 また、「NUROセキュリティ マネージドサービスtypeV」といったマネージドサービスのラインナップがあることが採用を後押ししたとA氏は言う。「回線の切り替えを機にネットワークの構築運用を自社で行うことにしたが、マネージドサービスがあるので、万が一のリスクヘッジになると考えた。」
これまで見たことのないスループットに驚く
NUROアクセス スタンダードは2014年12月に開通。開通時の回線速度測定結果には驚いたと言う。「ONUにパソコンを接続し、回線速度を計測すると900Mbpsという数値が表示された。今までそんな数値は見たことがない」(A氏)。
ルーターの切り替えやデータセンターの変更などとあわせ、徐々にNUR0アクセスを利用したネットワークに移行を進めていった同社。 データセンターの変更完了後にVPNスループットを計測した際には、以前とは比較にならない程に転送速度が上がっていたという。 「今でもときどき計測しているが、上りも下りもコンスタントに200Mbpsを超えており、ときには400Mbpsを超えているときもある。実に気持ちがいい。」とA氏は笑みをみせる。
ネットワークの拡大にも十分対応できる
現在ウイルプラスホールディングスでは、東京本社にNUROアクセス スタンダード1回線を導入したほか、ISPサービス「NUROリンク Fライン」6回線を導入している。 2015年8月にはネットワークの移行が完了し、同社におけるすべてのインターネットの出口がNUROアクセス スタンダードに切り替わった。
「データセンターが大阪から北海道に変わり、伝送距離による遅延時間が伸びたはずなのに、本社では以前の回線に比べ体感速度が確実に速くなった。」とA氏。九州の店舗では伝送距離が倍以上に伸びているにもかかわらず、ネットワーク変更前と体感速度が変わらないという。
またA氏は事業拡大による店舗や拠点増があっても、NUROアクセスならば十分に対応できるはずと自信をみせる。「一部のグループ会社では、まだ当社ネットワークに組み込まれていない店舗もあるため、まずはそれらを統合し、ネットワークの一本化を図っていく。 さらに、データバックアップ用にファイルサーバを外部に置くことも考えており、その際にはまたNUROアクセスの導入を検討したい。」(A氏)。数多くの輸入車販売実績を持ち、今も成長をし続けているウイルプラスホールディングス。その成長路線をさらに高めていくために、NUROアクセスのネットワークが貢献している。
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