株式会社SIG様

パンデミック対策でリモートワークが増加し、回線が限界に
NUROアクセス スタンダード導入で大幅に改善

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課題テーマ

リモートワークにおける通信の安定性確保

ご契約サービス

NUROアクセス 2G

システムインテグレーションを中心に、インフラ・セキュリティサービスなどを展開する株式会社SIG。設立以来安定した成長を続け、全国の拠点をベースに地方自治体との連携など、地域活性化にも積極的に取り組んでいる。
2020年4月、新型コロナウイルスの影響を受けて在宅勤務を開始。特に社員数の多い本社はオフィス側のインターネット回線が不安定になり、業務に支障が出る事態に陥っていた。様々な改善策を模索するなか、NUROアクセス スタンダードを導入することで状況が大幅に改善。安定してリモートワークで業務を進められる環境を整えることに成功した。

お客様プロフィール

会社名
株式会社SIG様
本社所在地
東京都千代田区
設立
1991年12月16日
資本金
5億383万6,580円 (2020年10月時点)
従業員数
413名(2020年9月末現在)
事業内容
システムインテグレーション、ITインフラ運用保守、セキュリティなどのソリューション販売
URL
https://www.sig-c.co.jp/
導入前の課題
  1. 在宅リモートワークが急増し、本社のインターネット回線が限界に近付いていた
  2. ネットワーク強化のため、安定したインターネット回線で冗長化を目指したかった
導入後の効果
  1. 通信状況が大幅に改善し、社員からの問い合わせがゼロに
  2. 本社への入口・出口を既存回線と分散することで、非常に安定した冗長構成を実現

ご契約サービス

NUROアクセス 2G

クラウド時代を支えるインフラのスタンダート回線

インタビュー

全国に拠点を展開し、安定した成長を続けるシステムインテグレータ

株式会社SIG様 業務推進部 部長 涌井 康夫 氏の画像
株式会社SIG様
業務推進部 部長
涌井 康夫 氏

情報システムに関する企画立案から、開発、保守まで担う「システムインテグレーション」を中心に手掛けるSIG。大手企業グループとの長年にわたる取引で安定した成長を続け、幅広い業種・業界での実績を誇っている。また、全国に拠点を展開し、地方採用の充実と独自の教育システムにより、質の高いIT人材を育成。地方のITイノベーションを強力に支援している。

同社では2020年4月、新型コロナウイルスによる緊急事態宣言を受けて、社員の在宅勤務化を推進することに。
「お客様先に常駐して作業をする社員も多く、常駐先の都合にあわせて、準備が整ったところから順次在宅勤務へと移行しました。また自社拠点の社員もローテーションを組んで、在宅勤務をベースに交代で出社する形へとシフトしました」と語るのは、同社 業務推進部 部長 涌井 康夫 氏、そして社内システム担当リーダーの今村 博 氏だ。

ここで問題になったのが、社員の自宅から拠点へとアクセスする際のインターネット回線だ。特に社員数の多い本社は、本社側のインターネット回線が混雑して「遅い」「繋がらない」といった相談が、社員から数多く寄せられる事態になっていた。

在宅勤務によりトラフィックが急増。
本社は業務に支障が出ており、抜本的な対策が急務に

以前より、各拠点とデータセンターをインターネットVPNで接続し、データセンターの共有ファイルサーバなどを利用。さらにグループウェアなどが稼働するAWSに、データセンター経由でアクセスする構成をとっていた。在宅勤務化にあたって、社員はまず自身の所属拠点に接続し、拠点経由でデータセンター・AWSにアクセスする運用を取ることにした。
「これまでは、保守運用などの作業でどうしても必要な社員が数名、リモートワークをしていた程度でした。しかし一気に人数が増え、本社では多いときは50名近くが同時接続を行うことに。本社は入口・出口ともに1本の回線を利用していたため、突然のリモートワーカーの増加は、一気に帯域を圧迫する事態になりました」(今村氏)

特にファイルサーバの利用は支障が大きく、Microsoft TeamsでのWeb会議などによりトラフィックが増えたことも影響して、小さなExcelファイルを開くだけで1分以上かかるような事態になっていた。暫定的に、本社社員も横浜拠点経由でデータセンターに接続してもらう、といった対処を行ったが、抜本的な対策が必要だった。

既に「速度7倍」を実現していた
「NUROアクセス スタンダード」をすぐに導入

そこで、ネットワークの構築・保守・運用を任せているベンダーに相談したところ、勧められたのが「NUROアクセス」だった。以前より、データセンターからAWSへの回線にはNUROアクセス スタンダードを利用しており、その速度や安定性を涌井氏も実感していた。
「モバイルユーザ向け認証サーバを、他社回線を使った環境から、NURO回線のある環境へ移行したところ、11Mbpsから73Mbpsと速度が7倍近くになりました。さすがだと感じていましたし、ほかのベンダーからも『NUROアクセスは速い』と聞いていたため、すぐに導入を決めました」(涌井氏)

本社の既存・他社回線に追加する形で「NUROアクセス スタンダード」を導入。本社から外に出るときは他社回線、テレワークで社員自宅から本社につなぐときはNUROアクセスと通信を分散する構成をとることに。
「既存回線とキャリアを変えることで、回線の冗長化も実現できました。実は、NUROアクセスは導入までに少し時間がかかると聞いたので、本社・データセンター間は先に別のNGNサービスを導入していたのです。しかし『NUROアクセスも』期待以上に早く開通し、おかげで想定よりずっと早く、リモートワーク環境を整えることが出来ました」(涌井氏)

自宅からの安定した接続を実現
社員からの問い合わせがなくなり、情シスの負担も大きく軽減

「NUROアクセス スタンダード」導入後、通信環境が安定し、リモートワークも順調に進むように。社員からの問い合わせやクレームも一切なくなったという。
「導入後、特定のネットワークセグメントで繋がらない、という状況が発生したことがありました。ただベンダーと相談しながら原因を切り分けたところ、IPアドレス体系の見直しをすることですぐに復旧することが出来ました」(今村氏)
そのほか目立ったトラブルはなく、「NUROアクセス スタンダード」の導入は、情報システム部門の働きやすさにも影響を与えている。
「やはり”回線の安定性”は重要です。私たちは3名で社内のシステム全般に対応していますが、ネットワークの専任担当はいません。ベンダーと連携して対応しますが、ネットワークのトラブルはひとつひとつ負担が大きいので、トラブルが無いことのメリットは非常に大きいと実感しています」(涌井氏)

テレワーク推進にあたり、ネットワーク&セキュリティ強化を目指す

2020年5月の緊急事態宣言解除後は、徐々に在宅勤務が減っていたものの、感染状況にあわせて柔軟に対応している。
「在宅勤務を希望する社員も増えており、新型コロナウイルスの感染が落ち着いても働き方改革の一環として、在宅勤務は推進していきます。それにあわせ社内の業務もペーパーレス化するなど、体制を整えている最中です」(涌井氏)

本社以外の拠点からも「データセンターへの回線が遅い」という声が挙がっており、その対応が今後の課題だ。特に九州や大阪など社員数が多い拠点を優先して検討を進める考えだ。
また、本社のネットワークは既存回線と「NUROアクセス」をそれぞれインターネットの出口・入口として活用しているが、さらに「NUROアクセス」を追加することで、出入口ともに冗長化する構成を検討している。テレワークが進むなか、重要度が増すネットワークのさらなる強化を目指す。

「もうひとつ、テレワークを進めるにあたって必要なのが『セキュリティ対策』です。PCを持ち出す機会が増えたことを受け、ポリシーや社外での利用制限などを管理するため資産管理ツールの導入を進めています。また事業の方針としても、テレワークにおけるセキュリティ対策のニーズは大きいため、お客様向けに新たにセキュリティ・ソリューションの販売も行っていく予定です。」(涌井氏)
同社のセキュリティ強化、また同社事業としての「セキュリティ」強化にも、「NUROアクセス」は今後も大きく貢献し続けていくだろう。

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