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日本航空株式会社様

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    NUROアクセス プレミアム
    NUROセキュリティ マネージドL3VPN

帯域保証型回線で5,500台のタブレットを運用

国際線、国内線ともに幅広い路線網を持つ日本航空(JAL)。同社では国内および海外拠点間に専用ネットワークを構築しており、特に重要な空港である成田空港および羽田空港間とデータセンター間は広帯域なIP-VPNを構築していた。だが5,500台のiPadを導入すると、無線LANを使ったデータのダウンロードが毎朝一斉に行われるようになり、帯域が不足。この課題を解決するために導入したのが「NUROアクセス プレミアム 30M」と「NUROアクセス Fライン」「NUROセキュリティ マネージドL3VPN」だった。

お客様プロフィール

会社名
日本航空株式会社様
本社所在地
東京都品川区東品川
設立
1951年(昭和26年)8月
資本金
3,558億4,500万円
従業員数
連結従業員数:31,472人(2014年3月31日現在)
事業内容
定期航空運送事業及び不定期航空運送事業
航空機使用事業
その他附帯する又は関連する一切の事業
URL
https://www.jal.com/ja/

課題

課題1
5,500台のiPadの導入により、トラフィック量が増加。従来の回線だけでは帯域が不足し、業務に支障をきたす恐れが出てきた。
課題2
機密性の高いデータを取り扱うため、セキュリティサービスの導入が必要不可欠であった。

サービス導入による効果

効果1
データセンターに「NUROアクセス プレミアム 30M」を、2つの空港に「NUROアクセス Fライン」を増設。5,500台のiPadが通信を行える帯域を確保した。
効果2
「NUROセキュリティ マネージドL3VPN」を導入により、導入・運用負荷を最小限にセキュリティ対策を行うことができた。

インタビュー

iPadへのデータのダウンロードに時間がかかる

日本航空株式会社 IT企画本部 IT運営企画部 ネットワーク基盤戦略グループ マネジャー(当時) 小山田千里氏の画像日本航空株式会社
IT企画本部
IT運営企画部
ネットワーク基盤戦略グループ
マネジャー(当時)
小山田千里氏

名実ともに日本を代表する航空会社の日本航空(JAL)。1つの航空会社が運航する便に複数の航空会社の便名を付与して運航する「コードシェア」を含むJALグループの国際線路線数は364、国内線路線数は128を数える。

JALグループでは従来、国内および海外拠点間に専用ネットワークを構築しており、特に重要な空港である成田空港および羽田空港間とデータセンター間は広帯域なIP-VPNを構築していた。だが、2013年10月に客室乗務員に5,500台のiPadを貸与。自社で開発を行った各種マニュアルなどのドキュメント共有アプリケーションの利用を開始したところ、無線LANを使った社内データのダウンロードが毎朝一斉に行われるようになり、帯域が不足するようになったのだ。

同グループの情報通信網は、海外ネットワークと国内ネットワーク、センターネットワーク、LANの大きく4つに分けられ、IT企画本部 IT運営企画部 ネットワーク基盤戦略グループがそれらを一括管理している。「客室乗務員が出勤後、iPadから無線LANを通してデータセンターにアクセスし、最新のマニュアルや共有情報をダウンロードするようになった。すると客室乗務員が多く出勤する早朝帯では、既存回線の帯域ではデータのダウンロードに時間がかかるなど、業務に支障をきたす恐れが出てきた。」。JALのIT企画本部 IT運営企画部 ネットワーク基盤戦略グループ マネジャー(当時)の小山田千里氏はこう話す。

航空券の予約や発券、チェックイン、運航に関わるシステムなど、運航業務のためのネットワーク帯域は確保してあるので問題ない。だが、多数の客室乗務員がiPadでデータを快適に一斉ダウンロードできるほどの帯域の余裕はなかったのだ。

モバイルデータ通信も「7GB制限」でうまくいかず

日本航空株式会社 IT企画本部 IT運営企画部 ネットワーク基盤戦略グループ マネジャー(当時) 小山田千里氏の画像

一時的な解決策として、社内LAN接続ではなくiPadのモバイルデータ通信を利用し、SSL-VPNにてセンター基盤にアクセス。サーバーからデータをダウンロードする方式も試行したが、通信容量が「7GB」に到達し、送受信の通信速度が最大128kbpsに規制される問題が起きるようになったため、早急に解決策を講じることにした。「既存のIP-VPN回線をより広帯域にするという案も出たが、それでも現行業務に影響を及ぼさないとは限らない。しかも多大なコストがかかる。そこで新たにもう1回線追加することに決めた」。小山田氏はこう振り返る。

新たな回線の候補となったのは、通信キャリアなどが提供する十数のサービス。そのなかから「NUROアクセス」回線を選択した。決め手となったのは、2GBの広帯域と安価な料金、24時間365日のサポート体制、そしてインターネットVPNをワンストップで提供できるという4点だ。

「十数のサービスがあったなかで、NUROアクセスのコストパフォーマンスがダントツだった。また、ソニービズネットワークスの営業担当者から、NUROアクセスは420Gbps超のバックボーンを持つことや、世界標準の伝送規格であるG-PONを採用していることなどを伺い、さらにISPとして長年の実績もあることから採用を決めた。」と小山田氏は語る。

圧倒的なコストパフォーマンスのNUROアクセス

株式会社JAL インフォテック ソリューション・サービス事業本部 サービス事業部 プラットフォームソリューション部 エンジニア 小林秀氏の画像株式会社JAL インフォテック
ソリューション・サービス事業本部
サービス事業部
プラットフォームソリューション部
エンジニア
小林秀氏

実際に導入したサービスは3つある。1つはデータセンターのインターネット回線としての「NUROアクセス プレミアム 30M」。トラフィック混雑時にも30Mbpsの通信速度を保証するサービスだ。

「他のサービスでは、下り最大2GBで30Mbpsを保証するものはなかなか見当たらなかった。あったとしても料金が高く、NUROアクセスほどコストパフォーマンスの良いサービスはなかった」。JALグループのITシステムを管理するJALインフォテックのソリューション・サービス事業本部 サービス事業部 プラットフォームソリューション部 エンジニアの小林秀氏はこう話す。成田空港と羽田空港はNUROアクセスのサービス提供エリアではなかったため、NTT東日本の「フレッツ光」回線を足回りとするISPサービス「NUROアクセス Fライン」を採用した。

また、データセンターと成田空港、羽田空港のネットワークをセキュアな環境で利用するため「NUROセキュリティ マネージドL3VPN」も採用。同サービスは、バリオセキュア社のギガ対応VPN機器「VSR」が、運用保守サービス付きで提供され、インターネットVPN(レイヤー3VPN)接続を安価に実現するものだ。「回線とVPNの機器がワンストップで提供されているため、導入負荷がとても軽い」と小林氏は高く評価する。

大容量データのダウンロード時間を短縮

NUROアクセスの3サービスの運用を始めたのは2014年4月。以来、無線LANを使ったiPadへの社内データのダウンロード時間は短縮され、「新たにNUROアクセスを追加して正解だった」と小山田氏は笑みを見せる。

日本航空株式会社 ネットワーク構成図

ピンチアウトで図を拡大

「例えば、新たなiPadを運用開始する際、乗務可能な状態にするまでには数GBのデータのダウンロードが必要で、1時間ほどかかる。それを数十台、数百台同時に行うとネットワークのトラフィック量が膨大になるが、広帯域なNUROアクセスでは他業務システムへの影響を与えず実行ができる」(小山田氏)

NUROアクセスを導入することで、5,500台のiPadを活用した業務を安全かつスムーズに、しかも安価で行えるようにしたJAL。NUROアクセスの提供地域が広がり次第、地方の拠点でも導入を検討していきたいという。

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